fc2ブログ
2024 / 02
≪ 2024 / 01 - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 - - 2024 / 03 ≫

ます
【SONY SK 63361】
シューベルト:ピアノ五重奏曲「ます」、アルペジオーネ・ソナタ
ランキブデッリ、インマゼール(フォルテピアノ)

もちろんシューベルト作曲の超超名曲。
このメロディーが昔、給食の記憶と重なる人もたくさんいると思います。
歌曲ももちろん大好きですが、ライヴ・イマジン53の予定曲でもあり、
久しぶりにピアノ五重奏曲のほうを聴いてみました。
録音に依存するところがありますが、コントラバスがちゃん
と聞こえてくる録音はとても聴きごたえがあります。
数多くの中からチェロ奏者、ビルスマのグループによるものを。
フォルテピアノはインマゼール。今では作曲された時代の楽器を
使う演奏はロマン派まで巻き込んで市民権を確立しましたが、
この人たちはそのフロンティア。味わいの濃さが全然違います。
ガット弦の柔らかな表情にフォルテピアノの多彩な表現が
かぶさります。こういう演奏をしたいなあと、つくづく。






スポンサーサイト



タコの本

【音楽之友社刊】

「わが父ショスタコーヴィチ」
ガリーナ&マキシム・ショスタコーヴィチ(語り)
ミハイル・アールドルフ編 田中康子・監修「カスチョールの会」訳


ロシア以外で翻訳出版されたのは初めてということ。
なかなか素顔を表さないショスタコーヴィチの「人」が垣間見られました。
日本人の子供たちが見た親父の背中みたいなものともちょっと違い、
目線は上下関係というよりはもう少しフラットなやりとりに、
感情を表に出したショスタコーヴィチがそこにはいます。
音楽そのもののことはそれほど沢山ではありませんが、
弦楽四重奏曲第8番についてはその成立についての内容は
とても説得力のあるもので一級の資料としての価値があります。
また「父はピアノなしで作曲しました。
机に向かい、楽譜を書くのです」と。
そうです、天才作曲家の証です。
「父は映画音楽を書きたくなかったんです・・」
・・・うわあ!やっぱり!!
20世紀最大の作曲家、私の大好きなショスタコーヴィチに
接することができ、しばし幸せな読書時間を過ごすことができました。
(J.N)

 


あけましておめでとうございます。
2003年に発足したライブ・イマジンは、昨年2月に第51回公演、
8月に第52回公演を行いました。コロナ禍の約3年間、
公演予定を中止すること無く行えたことが、
とても幸運だったと実感しています。

■ライヴ・イマジン51は、2月4日(土)
すみだトリフォニー小ホールにて。

5割引ライヴ・イマジン51葉書 IMG_9375.jpg
『1921』というタイトルは演奏曲それぞれに重要な意味合いの
年号でした。
■ベンジャミン・ブリテン作曲のシンプル・シンフォニーOp.4
■レイフ・ヴォーン・ウィリアムズ作曲の「揚げひばり」-ヴァイオリンと弦楽合奏のためのロマンス
■ガブリエル・フォーレ ピアノ五重奏曲 第2番 ハ短調 Op.115

「どれも知らない曲」であろう地味なイギリスとフランスの作品の
プログラムでしたが、蓋を開けてみると開場前にはいつものように
行列が出来て約150名のお客様がご来場くださり、滞りなく
公演を終えることができました。お客様の中には久しぶりに
ご来場下さった方など、懐かしいお顔を拝見して時の流れを感じました。

■ライヴ・イマジン52は、8月11日(金祝)
豊洲シビックセンターホールにて。

52葉書45 加工後の集合写真
「響き合う落日」というタイトルで19世紀末から20世紀初頭の
オーストリア=ハンガリー帝国の落日に響いたフーゴー・ヴォルフと
バルトーク・ベーラの作品を演奏しました。
■フーゴー・ヴォルフ イタリアンセレナーデ
■フーゴー・ヴォルフ 7つのメーリケ歌曲
(ソプラノと弦楽四重奏によるシュテファン・ホイッケ編曲版)
■バルトーク・ベーラ  ピアノ五重奏曲 ハ長調

有名なイタリアンセレナーと詩人メーリケによる詩集のうち7曲を
弦楽四重奏伴奏に編曲した歌曲集。そして若きバルトークの
意欲作であり循環形式のように連続楽章で演奏される大曲でした。
終演後のロビーでお客様をお見送りが出来る状況となり
歓談に花が咲きました。マイナーな曲目、台風、お盆の連休初日
が気がかりでしたが、約110名の方々が足を運んで下さり
盛会のうちに終えることが出来ました。

今年のライヴ・イマジン53は、2024年5月11日(土)14:00開演
すみだトリフォニーホール 小ホールにて。

■ピアノ五重奏曲「鱒」
■「水の上の精霊の歌」(男声合唱団「Tokyo male choir Kuukai」と
弦楽合奏)

これらの曲目を中心としたシューベルティアーデのひとときです。

またライヴ・イマジン54として10月14日(月・祝)
豊洲シビックセンターホール
での公演を予定しています。

先が見えない世の中の空気は不安要素ばかりですが、
こんな時こそ音楽が気持ちの支えとなっています。
何が起きても変わることなく音楽が傍らにある、そんな幸せを
噛みしめながら真摯に取り組んでいきます。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。














ケレメン
【ALPHA 737】
コダーイ:ヴァイオリンとチェロのための二重奏曲 Op.7
ドヴォルザーク:ピアノ三重奏曲第4番ホ短調 Op.90『ドゥムキー』
第3楽章((初稿、断片) 

バルナバーシュ・ケレメン(ヴァイオリン)
ニコラ・アルトシュテット(チェロ)
アレクサンダー・ロンクヴィヒ(ピアノ)

才人アルトシュテットのチェロはここ何年かの中でも群を抜いています。
あまりドヴォルザークの作品は好きではないのですが、
この凛とした佇まいの中から生まれた躍動感と美しい旋律を
聴いてしまうとやっぱりいいな、ってなってしまいます。
最後のドゥムカもおもいきり土臭くやってみたり、
音楽的にも決して平板にならないところがスゴイところ。
初稿の第3ドゥムカも聴けるのは嬉しいオマケです。
コダーイのケレメンとのデュオも出色で、この曲をはじめて
素晴らしいものだなと感心した次第。
2012年からロッケンハウス音楽祭の音楽監督も務めている
とのことで、今がまさに旬の音楽家です。(J.N)


バルビゼ
【Warner Brothers 0190295187620】
ピエール・バルビゼ エラート&HMV録音全集

ベートーヴェン ヴァイオリン・ソナタ全集他 
クリスチャン・フェラス(Vn)
ショパン、ラヴェル 4手ピアノのための作品 
サンソン・フランソワ(Pf)ほか

この全集にはヴァイオリンのフェラスとのデュオでベートーヴェンの
ソナタの他にもフランク、フォーレ、ドビュッシーやエネスコのソナタまで
収録されています。まだすべてを聴いたわけではありませんが、
フェラスのコクのあるヴァイオリンにバルビゼが大変見事な
サポートを行い、理想的なバランスとなっています。
むしろピアノのほうに耳が行くくらいで曲がクロイツェル・ソナタ
あたりになると名曲の名曲たる所以を味わえました。
フランスのピアニストはベートーヴェンをとてもうまく弾きますね。
もうひとつ、フランソワとのマ・メール・ロワ。これだけのために
この全集を買ってもいいと思わせるほどの匂い立つような演奏です。
これぞ藝術と感心してしまいました。



yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。