FC2ブログ
2019 / 04
≪ 2019 / 03 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 - - - - 2019 / 05 ≫

カティア
【SONY 19075841202】
シューベルト ピアノソナタ 変ロ長調 D960
4つの即興曲 D899
セレナーデ(リスト編曲)

カティア・ブニアティシュヴィリ(ピアノ)


ほとんど比較対象がないほどのレヴェル。
これがトッププレイヤーの今の姿。
カティアはその容姿がかえってお堅いファンからは
際物、色物という見方をされてしまうかも、という心配さえ
してしまいますが、その音楽は本物。
シューベルト晩年の大ソナタ、なかなかCDを聴き通すのは
しんどいものだけど何と二回も聴いてしまいました。
歌、内声、バスをそれぞれ違った音色で表現すると同時に
強烈なフォルテと感じ入ったピアニシモの対比はこの曲が
持っていた奥深さをこれ以上ないほどに伝えてくれます。
アンコールとして追加されたセレナーデにも同じ手法が
あるものの、リストの編曲はこう弾くのよ、という声が
聞こえてきそうなほど。昨年はここにあるソナタを持って
来日の予定だったが体調不良でキャンセルとなったのは
返す返すも残念なことでした。
ピアノ録音のおそらくトップ10に入る名演です。



スポンサーサイト

2019年4月13日(土)13:30開場 14:00開演
江東区豊洲シビックセンターホール

モーツァルト 弦楽四重奏曲 ト長調 K156
モーツァルト ピアノ協奏曲 変ロ長調 第6番 K238
シューベルト 八重奏曲 へ長調 D803


ヴァイオリン 玉城 晃子、山田 洋子  ヴィオラ 吉水 宏太郎 
チェロ 西村 淳   コントラバス 櫻澤 有紀子
オーボエ 野原 国弘   クラリネット 佐藤 拓 
ファゴット 奥山 薫  ホルン 中原 敏雄  ピアノ 吉田 康子

季節の変わり目のせいか不安定な陽気が続いていましたが、
最近で一番の快晴の土曜日に42回目のライヴ・イマジンは
本番の日を迎えました。


写真の上でクリックして下さい。大きな画像がご覧いただけます

会場は前回と同じ豊洲シビックセンターホール。
朝9時に会場入りして早速に舞台セッティング

修正1 修正2
そして楽器の準備。

プログラム順にリハーサル開始です。
会場の響きを確認して舞台上の配置を考えます。
修正3

特に今回はステージマナーについてメンバーの一人から
貴重なご意見を頂き、さっそく取り入れることに。

ライヴ・イマジンは、仲間内での気楽な発表会ではなく、
沢山の一般のお客様をお迎えしての公演です。
一歩舞台に出たら舞台上の振る舞いについてはプロと同じです。

修正5 修正6 修正7 修正8
舞台への出入りや順序、お辞儀の仕方、演奏後の
舞台袖への戻り方など実際に繰り返しました。
そうすることでお客様も拍手のタイミングがわかり易くなって
より楽しめると聞き、なるほどと納得した次第です。
修正9 修正10 修正11 修正12



開場時間の1時間以上前に一番乗りされたのは、
いつもご来場下さる常連のお客様でした。
それから続々と到着される方々で行列が出来ました。
写真の上でクリックして下さい。大きな画像がご覧いただけます

今回は、春に似合う明るく溌剌とした曲目で。
プログラムやご案内葉書もこの季節ならではの配色を意識しました。
修正16

先ずは幹事のご挨拶。プログラムのコンセプトについて、
音階やピタゴラスの話を交えて伝えます。
修正17
複雑な内容をいかに解りやすく説明するかということに
配慮して原稿を作り上げ、出演者の意見も訊いて準備を
重ねました。その甲斐あって、会場のお客様からも
「わかり易かった」「知らなかった」「勉強になった」
「面白かった」という感想を戴きました。

最初の曲は、モーツァルトの弦楽四重奏曲 第3番 ト長調 K156。
モーツァルト16歳の作品。旅行中の退屈しのぎに作られたと言われ、
イタリア様式をいち早く取り入れた最初の弦楽四重奏曲。
すっきりとした形式と素直な曲想を持つ短い曲の中にも
天賦の才が伺われます。僅か15分ほどの曲ですが、
十分な練習を積んで仕上げました。
修正13 修正18

2曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲 第6番 変ロ長調 K328。
既に20歳になった作曲者オリジナルのピアノ協奏曲として
第5番に続くもので、自身の技量を存分に示せる場が
散りばめられた意欲作。オーケストラ版に配慮した
弦楽五重奏+オーボエ1+ホルン1の編成での演奏。
アインガング(導入部分)は演奏者自身の作です。
ファッツィオリの音色で幸福感に包まれた清々しい
美しさを聞かせました。
修正19

休憩中には舞台後方のパネルが開けられて、
明るい春の陽射しにホッと一息。
修正20

後半は、シューベルトの八重奏曲 へ長調 D803
弦楽四重奏曲「ロザムンデ」D804や「死と乙女」D810と
同時期の作品。「ベートーヴェンの七重奏曲Op.20と
同じようなものを」というトロイヤー(ルドルフ大公の侍従長であり
クラリネットの名手)からの依頼により、七重奏曲を意識した
調性と楽章構成となりました。
8人編成、60分余りの演奏時間という面からみて最大規模の
室内楽曲であり、管弦交えた各パートの難しさ、
アンサンブルの妙など、まさに一期一会を実感。
人数が多いだけに全員揃って練習を重ねることが大変でしたが、
音楽を共有する悦びを熱演に替えて本番に臨みました。
修正21 syuusei 14 修正22

ホールを出たロビーは、まだ明るい午後の空が望めるガラス張り。
そこでの終演後の歓談は、達成感や解放感に満たされた
幸せなひと時です。顔見知りの常連のお客様や久しぶりに会う
友人との会話はまた次への励ましになります。
修正23 syuusei 24

おかげ様で約120名のお客様を迎えてのライヴ・イマジン42は
盛会のうちに終えることが出来ました。
平成に生まれ育ったライヴ・イマジン。平成として最後の会でした。
令和のライヴ・イマジンは、9月にショスタコーヴィッチを
お送りします。今後共どうぞよろしくお願いします。
修正25

次回予告 live Imagine 43
すみだトリフォニー・小ホール2019年9月14日(土)14時開演

ショスタコーヴィチ作品集 
・ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57    
・弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.49
・映画音楽「馬あぶ」組曲 Op.97 より

前田秀、青山千裕(ヴァイオリン)
廣木知之(ヴィオラ) 西村淳(チェロ)
北村隆男(コントラバス)吉田康子(ピアノ)




ランラン

【DG 479 7528】
ピアノ・ブック
ラン・ラン(ピアノ)
バッハからジョプリンまで、小品29曲。


一時指の不調を訴えて公演がキャンセルしたりしたラン・ラン。
腱鞘炎だと大変かもと心配したものの、その後こんな素敵なCDを
リリースしました。子供のころから慣れ親しんだ曲を慈しみながら
弾いています。ラン・ランが一流の上のピアニストであることは
間違いないけれど、その基本は感性。表現するものにとって
一番大切なものながらそれだけではうまくいかないのも事実。
とっても技術的に高いものがあっても酔わせてくれない。
それにここまで上り詰めた人であれば選曲にもう一工夫がほしいし、
期待していた分ちょっとがっかり感が。
救いはシューベルトの楽曲の時第3番だった。
最初の左手を耳にした瞬間別の世界に連れて行ってくれました。

ブログ用イマジン42葉書
ライヴ・イマジン42 
2019年4月13日(土)13:30開場 14:00開演
江東区豊洲シビックセンターホール
入場無料(要整理券)未就学児童の入場はご遠慮下さい

モーツァルト 弦楽四重奏曲 ト長調 K156
モーツァルト ピアノ協奏曲 変ロ長調 第6番 K238
シューベルト 八重奏曲 へ長調 D803


ヴァイオリン 玉城 晃子、山田 洋子  ヴィオラ 吉水 宏太郎 
チェロ 西村 淳   コントラバス 櫻澤 有紀子
オーボエ 野原 国弘   クラリネット 佐藤 拓 
ファゴット 奥山 薫  ホルン 中原 敏雄  ピアノ 吉田 康子


春風に似合う伸びやかで明るい曲を揃えました。
どうぞお楽しみください。

入場整理券をご希望の方は、下記の問合せ先アドレスに
お名前 ご住所 電話番号 年齢 職業 コメントを添えて
「ライヴ・イマジン音楽記を見て整理券希望」とご記入下さい。
折り返し上記の葉書(入場整理券)をお送りします。
お問い合わせ  liveimagine@yahoo.co.jp

yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。