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2019 / 02
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ホルヘ・ぼれっと
【Decca 417 401-2】
シューマン 謝肉祭 & 幻想曲
ホルヘ・ボレット

超絶技巧という代名詞で語られるこの人のピアノは実演は勿論、
録音でもほとんど聞いたことがありませんでした。
きっかけは大好きなシューマンの「謝肉祭」がはいっているから。
このキューバ出身のピアニストはとてもよくチューニングされた
ベヒシュタインを使っています。このピアノはその昔、ドイツの
ピアニストが愛好していたことで知られ、普段スタインウェイの
豪快華麗な音に慣れた耳にとっては、とても端正で、
透明感のあるすがすがしい表現力があるように聞こえます。
日本の公共ホールでもたまに見かけることがあります。
ボレットの演奏はきっちりとピアノを鳴らし切ってくれるし、
ペダルの使用が最小限に抑えられているため、
その響きに酔いしれます。この曲はあまり余計なことをせずに
こうやって明るく爽快に弾くのも一興ですね。このアプローチは
次の「幻想曲」にも生かされます。ホルヘ・ボレットの他の演奏も
聴いてみたくなりました。ほかもベヒシュタインかしら。





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レオノーレ

【ポリドール POCG-2119/20】

ベートーヴェン 序曲全集 + ウェリントンの勝利
ベルリンフィルハーモニカ―
ヘルベルト・フォン・カラヤン指揮


カラヤンのベートーヴェンはは何を隠そう、私のクラシック音楽遍歴の
始まりでした。最初に買ったLPレコードは第3番「英雄」
そのあとしばらくしてから買ったのが第7番。
その余白にこのCDに収められている「レオノーレ序曲第3番」が
はいっていました。これらは1960年代に録音された彼らの
第一回目のドイツ・グラモフォンへの録音でした。
交響曲はともかくとして、レオノーレ序曲、最後の弦楽器の
受け渡しによる最高潮に盛り上がっていく部分の
何とも爽快な音楽に強く惹かれたものです。何しろ分厚くて
そして物凄い推進力を持ったその演奏に痺れました。
音盤組合新宿のNさんがこの録音を私が探しているのを見つけ出し、
キープしてくれたおかげで再び手にすることが出来ました。感謝感激。
そう!やっぱりすごかった。圧倒的なカラヤンとベルリンフィルの
表現力に当時がよみがえりました。
さて、この曲、いつかライヴ・イマジンオケで演奏できる日が
来るのでしょうか。
(文責・J.N)


レニー
【SONY SMK47519】

ベートーヴェン ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15
モーツァルト ピアノ協奏曲第25番 ハ長調 K503

レナード・バーンスタイン(指揮とピアノ)
ニューヨーク・フィルハーモニー & イスラエル・フィルハーモニー


ベートーヴェンの第1協奏曲はとても好きな協奏曲のひとつです。
バーンスタインの録音があるのは知っていましたが、
これが初体験。期待と不安が半々で聴き始めました。
重い・・まずオケに締まりがないのがわかるしリズムももっさり。
最近のピアニストたちのスタイリッシュなものを聴いている
せいかとも思いながらも、ピアノが出てくるのを待ちました。
いきなりロマンチックな弾き方に、違うな、この感じ方はと。
それでもしばらく我慢していましたが、とうとう最後まで
聴き通すことが出来ませんでした。これほど名高い人なのに
オケもピアノも水準以下、しかも60年代の絶頂期。
ウィーンフィルとやった映像も見つけたので一寸見をしてみた
けれど、基本姿勢は同じ。そのあとのアルゲリッチ=小沢の
引き締まった見事な演奏に聞き惚れた次第でした。




バレンボイム
【DG 4796742】
オン・マイ・ニュー・ピアノ
ダニエル・バレンボイム(彼の考案による新しいピアノ)

・スカルラッティ ソナタK.159, k.9, k.380
・ベートーヴェン:創作主題による32の変奏曲 ハ短調
・ショパン:バラード第1番ト短調Op.23
・リスト:ワーグナーの舞台神聖祝祭劇『パルジファル』からの「聖杯への厳かな行進」S.450
・リスト:『詩的で宗教的な調べ』S.173より「葬送行進曲」
・リスト:メフィスト・ワルツ第1番「村の居酒屋での踊り」


バレンボイム・そのバイタリティはいったいどこから?
いつどこでどんな練習をしたらこんな風にピアノが弾けるのでしょう?
演奏に聞き入っているうちに、これが彼の考案した
新しいピアノによるものだということにふと気が付きました。
何処が新しい?解説によるとスタインウェイの特許だった
交差弦ではなく、フォルテピアノのような並行弦としたこと。
これを鋼鉄フレームに入れて、ピュアな音響と豪快で強靭な
響きのいいとこどりをしたようです。
同じプログラムで最高にチューニングされたスタインウェイで
やってくれると比較がしやすいのですが、高域の魅力は
スカルラッティからは十分に聴こえてきたし、
迫力のある低音も十分になっていたけれど、全音域にわたる
響きの豊かさはスタインウェイか。音の純度であれば、
ファッツオーリに匹敵するようなものです。
肝心の演奏は先に書いたように巨匠の見事なフィンガー
コントロール。天才はやはりどの時代にも存在しています。
ピアノ好きには見逃せない1枚です。



あけましておめでとうございます。
2003年に始めたライブ・イマジンは、今年で16年目を迎えます。

昨年を振り返ってみますと、2月の深川江戸資料館での公演は、
バッハ:チェンバロ協奏曲第1番、ショスタコーヴィッチ室内交響曲、
メンデルスゾーン弦楽八重奏曲というどれもがメインになるような
大作ばかりを並べました。会場は落語など和風の催し向きの
音響であったものの、それぞれの思い入れを盛り込んだ
熱い演奏を繰り広げました。
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7月は、私達にとって本拠地ともいうべき「すみだトリフォニー
小ホール」での40回目の記念公演。「献呈」をテーマにした選曲で
シューマンのピアノ五重奏曲、シューベルトの歌曲、
ジークフリート牧歌を。それぞれ身近な人への贈り物
という共通項がありましたが、演奏者からお客様への
贈り物という気持ちも。
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11月は、ロマン派の終焉期のショーソンの作品を中心とした
プログラム。ヴェーベルンの弦楽四重奏のための緩徐楽章や
シュトラウスの皇帝円舞曲を混じえながらも、ショーソンの
名曲である詩曲とコンセールを。会場のファッツイオリの
美しい音色は渾身の演奏を彩りました。
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今年の公演は4月13日(土)豊洲シビックセンターで
念願のシューベルトの八重奏曲にモーツァルトの弦楽四重奏曲、
ピアノ協奏曲6番を加えた曲目で第42回目としてスタートします。

毎回本番に向けて練習を重ねレッスンを受けて準備をしていますが、
音楽に今迄以上に深く理解と共感を持とうと考えると、
沢山の時間が必要になります。常々「2つ先の公演の準備を」と
心がけていていますが、現実的にはもっともっと時間をかけて
取り組みたいという気持ちが大きいです。
やはり15年続けて来たからこその完成度の高い曲を
是非お聞かせしたいと思っています。
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今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。