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2019 / 11
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ライヴ・イマジンの企画、運営、演奏まですべてこなしているJ.N.に
とうとう五十肩が訪れました。

次回の出し物がバルトークとブラームスということで技術的にもなかなか
ハードルが高く、ライヴ・イマジン24をお正月明けに終えてから、
寸暇を惜しんで練習に明け暮れていました。ところが「人生一寸先は闇」、
ある日おぞましい「五十肩」が突然襲ってきました。
演奏ができなくなってしまった、報われない、情けない話でしたが、(一時は
確かにライヴ・イマジン25を中止(延期)しようと悲壮な覚悟をしました)
ほぼ完治することができたので、ここはその発症から再生までを
記してみました。このやっかいな病気との付き合い方の一助に
してもらえますように。

【五十肩の発症】
今回のケースとしては3月10日(日)には普通の練習ができており、
11日(月)の朝、少し肩に違和感があったのですが、一週間前にも
似たようなことがあり放っておくと治ってしまったので今回も軽く見て
おりました。ところが12日(火)の夜から痛みが激しくなってきて、
眠れない、寝返りもうてない状況になってしまいました。横になるよりは
座っているほうが楽なので、朝の3時からインターネットを使って五十肩と
整形外科についての情報収集をし、注射をすることで一時的にでも弾けるように
なるかも、という希望が生まれ、仲間に迷惑をかけずに済む、と藁をもすがる
思いで都心のペイン・クリニックの門をたたきました。ところが満員電車で
痛い肩をかばいながらようやくたどり着いた先で、「予約がなきゃダメ」と
言われてしまい、絶望的になっていったん帰宅しました。
肩はなにもしなくてもズキンズキンと痛むくらいで「急性」の「重症」
という文字が頭の中をめぐりました。

【偶然の選択】
さて、ここが一番のポイントになります。なぜなら私の重症五十肩は
1週間かからずにほぼ完治してしまったわけですから。
一般的には五十肩は最低でも3ヶ月、もしかすると3年などと言われて
いるものです。ところがいろいろな方の話を統合すると、これは整形外科に
かかった場合とか何もしなかった場合には、としておくのがいいようです。
つまり五十肩の最良の治療は対処療法の整形外科にはない、行かないほうが
よさそうだということです。ではどうすれば?と言われたら、
それは鍼、灸、整体というトラディショナルな治療がベストであると
言わざるを得ません。たった一度の経験でそんなことを言いきれるのか?
と言われるかもしれませんが、確かに鍼・灸・整体は不確かなものであって、
個人差が大きく、患者と医師間に相性があるなどが難点です。それでもなお、
長期的なことを考えるなら、整形外科はファーストチョイスではないようです。
わたしの場合、「予約がなきゃダメ」という災いが転じて福となす
というようなことが実際に起きました。


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【治療】
日頃、肩こりなど指圧でお世話になっていた鍼灸整体院の先生に相談しました。
正直、痛いところを揉む?という疑問と恐怖がありましたが、実際の治療は
腱鞘炎すら治してしまった電気を使っての患部の消炎(ロンドンのハーレーで
実際にプロのサッカー選手なんかがお世話になっている機械と同じもので、
まず痛みの緩和を行います)と特定、それに連なる筋肉の指圧による
コリの緩和、そして鍼による痛みのブロックというものでした。
鍼だけでも10本以上打ったでしょうか。トータルの施術時間は
3時間を超えます。そのあと「明日の練習はダメですが、今週中に
これでよくなるはずです」と言われたときには本当に先生のお顔が
神様のように見えました。
しかも「きっともう来なくても大丈夫ですよ!」とまで・・。

【その後の経過】
患部を中心に打った鍼はまだ入った状態で、市販の痛み止めは最初のうちは
まだ必要でしたが、それも一日だけ。日に日に腕が伸び、あがりはじめ、
当然夜もよく眠れます。治療して4日目、3月16日(土)にはとうとう
チェロをわずか30分くらいでしたがブラームスのピアノ五重奏曲は
第一楽章を通して、ほぼ以前のように弾くことが出来ました。
感動の一瞬の訪れでした。恐るおそるのボウイングもまだA線を弾くと少しだけ
違和感は残りますが、この分だと本当に一週間で治癒されてしまいそうです。
ちなみに今回私の五十肩を治療してくださった先生は大変な音楽好きで、
お正月のライヴ・イマジン24のオール・バッハ・プログラムの時にも
わざわざご来場くださいました。清潔な施術室でのBGMは
ベンジャミン・ブリテンの指揮する「ブランデンブルク協奏曲」。
一時は絶望に打ちひしがれた心は、おかげさまで今では次回公演に向けて
希望に満ち溢れています。

yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。