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26縮小の集合写真
ライヴ・イマジン45
2020年7月24日(金祝)13:00開場 14:00開演
豊洲シビックセンターホール

モーツァルト  レクイエム ニ短調(弦楽四重奏版)抜粋
ベートーヴェン ピアノ協奏曲 第1番 ハ長調 Op.15 (弦楽五重奏伴奏版)
ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第12番 変ホ長調 Op.127

内田 明美子、前田 秀、吉田 篤(ヴァイオリン)内田 吉彦(ヴィオラ)
西村 淳(チェロ)北村 隆男(コントラバス) 吉田 康子(ピアノ)


7月後半の4連休2日目、長引く梅雨の合間に珍しく雨があがり、
空が少し明るくなりました。それまで殆どの演奏会が中止を余儀なく
されていた逆風の中、「こういう時だからこそ生演奏から伝わるものが
ある」という信念を支えに練習を重ね、ようやく開催までこぎつけました。

入場者数については300名定員の会場を半分の150名に限定。
先ずは前回来場のお客様を優先にご案内を出し、更に新たに
来場希望を募ったところ、あっという間に枠が一杯に。
「締め切った」と書いている間にも応募が・・・「生演奏を聴きたい」
という皆さんの思いをひしひしと感じました。

リハーサルは「モーツァルト:レクイエムK626」から開始。
合唱を丸ごと削除して弦楽四重奏の為に編曲された
ペーター・リヒテンタール版で絶筆「ラクリモーサ」まで。
コントラバスが加わり響きに深みを加えます。

これ以降の写真はサムネイルです。写真の上でクリックして頂くと大きな画像がご覧いただけます
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続いて今回のプログラムの中心となる「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 
変ホ長調 第12番Op.127」ロシアのガリツィン公爵の依頼で作曲された
この曲は、4つの楽章を持つ端正な構成の後期四重奏曲の傑作です。
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そして「ベートーヴェン:ピアノ協奏曲第1番 ハ長調 Op.15」
自身のウィーンデビューをかけた堂々たる自信作。溌剌とした曲想の力強い曲想に励まされます。
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次のライヴ・イマジン45(本番)に続きます。


 













 












 




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今回は開演1時間前に開場を設定したものの、その30分前には
お客様が並び始めました。まるで同窓会のような楽しそうな話し声に
受付の緊張した空気も和らぎます。

写真はサムネイルです。写真の上でクリックして頂くと大きな画像がご覧いただけます。

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最初は恒例の幹事からのご挨拶。
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1曲目は「モーツァルトのレクイエムK626」
映画「アマデウス」に使われたこともあり、聞き覚えのある旋律が
散りばめられています。「コロナへのレクイエムに」という思いもあり、
心に響く音楽はモーツァルトならではの魅力です。
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次に「ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番ハ長調Op.15」
前途洋々たる青年ベートーヴェンの意気込みが伝わる第1楽章、
穏やかで美しい第2楽章、トルコ行進曲のような独特のリズムで
華やかな第3楽章、と彩りも豊かに聞かせます。
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そして休憩時間は換気と共に舞台背景のパネルを開けました。
ホールは5階にあるので、ビルの合間から見える東京湾の景色に
気持ちが切り替わります。
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後半は「ベートーヴェン:弦楽四重奏曲 変ホ長調 第12番Op.127」
「誰の為でもない、ただ芸術の為の芸術というような音楽に取り組めた時間はただただ幸せ」と表現したメンバーの言葉に共感。
作品に向かう真摯な姿勢はお客様にも伝わるものがあったと
確信しています。間隔を空けた座席からの拍手は、
少ない人数にもかかわらず大きく響き渡り、
熱い想いが届いたように感じました。
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終演のご挨拶。今回はメンバーによるロビーでのお見送りもありません。
演奏直後のお客様の生の声を聞かせて頂ける貴重なひとときも今の状況では
避けなければならないのは何とも残念です。
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今回は、ライヴ・イマジン17年の歴史の中でも
何もかも特別な公演となりました。
緊急事態宣言中は普段以上に個人練習時間の確保は出来ましたが、
実現に確信が得られたのは本番の約1ヶ月前。
感染防止対策にも特別な配慮を要求され、今後の運営の為にも
手落ちがあってはいけないと気を使いました。

また普段であれば「より多くの方々に聴いて頂きたい」ところですが、
今回は「少ない定員を絶対に超えることがあってはいけない」状況に
複雑な思いがありました。
それでも本番が開催できただけも感無量の思いです。
入場者数をかなり限定した結果、当日は約60名の来場となりました。
前日の東京都新規感染者数が過去最高の366人となり、
都知事が外出自粛を呼びかけていたことも大きく影響したと思います。

このコロナ禍は様々な事を炙り出したように思えます。
どんな状況であっても「音楽がそこにある」ことに変わりはありません。
何が自分達にとって大切なものであるかを再確認できる機会であった
と考えています。
そしてモーツァルトもさることながらベートーヴェンの偉大さを
改めて実感しました。こんなご時勢であっても更に前を向かせてくれる音
楽の強さは、心の大きな支えとなります。

次回の「ライヴ・イマジン46」は年末12/27です。
この先の状況がどうなるのかは誰も予測がつきません。
私達にとって大切な音楽を大切に紡いで皆様にお届けしたい
と考えています。

「ライヴ・イマジン46」
2020年12月27日(日)豊洲シビックセンターホール

リヒャルト・ワーグナー:「トリスタンとイゾルデ」前奏曲と愛の死
リヒャルト・シュトラウス:モルゲン他 歌曲
セザール・フランク:ピアノ五重奏曲 ヘ短調

木村 俊道、木村 有紀子(ヴァイオリン)廣木 知之(ヴィオラ)
西村 淳(チェロ) 髙山 美帆(ソプラノ)吉田 康子(ピアノ)





















25に縮小
この後からの写真は、写真の上でクリックして頂くと
大きな画像をご覧になれます。

ライヴ・イマジン44 トリスタンに魅せられたフランス近代の作曲家たち
2020年2月8日(土)13:00開場 13:30開演
旧東京音楽学校奏楽堂

■フランク 「天使のパン」「前奏曲、フーガと変奏曲」 、ピアノ五重奏曲 ヘ短調
■ショーソン&ドビュッシーの歌曲 ショーソン「ハチドリ Op.2-7」、
ドビュッシー「美しき夕暮れ」「パントマイム」「月の光」
ショーソン「果てしなき歌 Op.37」ピアノ五重奏伴奏版
■ドビュッシー 「牧神の午後への前奏曲」(室内楽版)

木村 俊道 、木村 有紀子(ヴァイオリン)
廣木 知之(ヴィオラ) 西村 淳(チェロ) 北村 隆男(コントラバス)
大門 一夫(フルート) 駒込 雅史(オーボエ) 佐藤 健(クラリネット) 
吉田 康子(ピアノ)  玉城 晃子(オルガン) 
岩崎 りえ(パーカッション) 髙山 美帆 (ソプラノ)

44の1奏楽堂外観

冬空の厳しい寒さ中、久しぶりの上野での公演です。
2週間前には雪の予報も出ていましたが、それも消えて
冬晴れの陽射しが見えてきました。
東京都美術館の裏手にある旧東京音楽学校奏楽堂は、
5年に渡る保存活用工事を終えて2018年11月に
リニューアルオープンしました。ライヴ・イマジンにとって
懐かしい思い出深い会場でもあります。

ここは多くの人が行き交う観光名所内でもあるので、
音楽を聴きに来て下さる方々に限定して欲しい、という
ホール側の要請で有料公演とさせていただきました。
44の2受付

恒例の幹事のご挨拶。ワーグナーの楽劇「トリスタン」に
用いられた和音と半音階進行について自らピアノで弾きながら
解説します。やはり音で聴いて頂くのが一番ですね。
44の3幹事挨拶 44の4幹事のピアノ

最初はフランクの「天使のパン Op.12」。歌にチェロでオブリガート、
そしてオルガンとピアノでのオリジナル編成でコンサートは始まりました。
祈りにも似た清らかな旋律を歌うソプラノの美しい声に引き込まれます。
44の7天使のパン3  44の6天使のパン2 44の5天使のパン1

続いてフランクの「前奏曲とフーガと変奏曲 Op.18」
オルガン曲として作曲されたものをハルモニウムとピアノでの
編成で。ハルモニウムは足踏みまたは電気モーターで空気を
送り込んでリードを鳴らすアコーデオンに似た音色の小型オルガンです。
今回は会場のパイプオルガンを使いました。憂愁に満ちたメロディーは
鄙びた音色のオルガンに似合います。
44の8前奏曲フーガと変奏

続いてフランクの「ピアノ五重奏曲」
トリスタンに触発されて「ヴァイオリンソナタ」や「交響曲」などの
傑作を次々と生み出した時期の名曲です。
それまでの穏やかな曲想とは打って変わった激情に満ちたもので、
ワーグナーの音楽手法に加え、度重なる転調や主題を全曲に渡り
使いまわす循環形式が使われています。
44の12P5 44の11P5 44の10P5 44の9P5 44の13P5 44の15P5 44の16P5 44の17P5

40分近い大曲の後に休憩で一息。後半は歌曲を。
ショーソンの「ハチドリ」、
ドビュッシーの「美しき夕暮れ」「パントマイム」「月の光」
です。

それぞれ数分の曲ですが、味わいのあるものばかり。
書いたものより演奏者が直接話す方が伝わるものが多いので、
それぞれの曲について解説します。
44の18歌曲解説
44の19コリブリ2 44の20美しき夕暮れ2  44の21パントマイム1  44の19コリブリ3
 44の20美しき夕暮れ 44の22月の光 

そして歌曲を締めくくりはショーソンの「果てしなき歌」
ピアノ五重奏伴奏版。それまでの明るく美しい曲とは正反対の
不幸な愛を歌ったもの。恋人の気持ちが冷め、自分の許を
去ってしまった事を嘆き、悲しみのあまり池に身を投げる、
情念のたぎる濃密で官能的な曲を圧倒的な声量と表現で歌います。
会場からは「ブラボー!」の声がかかりました。
44の23果てしなき歌1 44の24果てしなき歌2 44の25果てしなき歌3

この日のトリは、ドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」
室内楽版。牧神のまどろみのようなフルート独奏で始まり
調性感の曖昧なうねりのような曲の展開は、ワーグナーから脱却し
自己のスタイルを確立した記念碑的な作品です。
何度も練習を重ねた成果か最後の一音までピッタリと合う
ミラクルに演奏者も酔いました。
44の25牧神  44の26牧神 44の27牧神 44の28牧神 44の29牧神2 44の30牧神 44の30牧神2 44の36牧神 44の34牧神 44の29牧神

44の35牧神 44の38牧神


公演は「トリスタンに魅せられたフランス近代の作曲家たち」と
サブタイトルが付いたものでした。ひとつのコンセプトに沿って
バラエティ豊かな形で楽しんで頂く、というのは
ライヴ・イマジンならではのプログラミングであり、
他の団体や採算重視のプロには真似の出来ないものだと
自負しています。今回も歌あり管弦打楽器あり、ピアノや
オルガンまで登場し様々な形でお楽しみ頂けたと思います。
上野という地の利と美術館博物館が並ぶ文化芸術の森という
土地柄でしょうか、前回を上回る200名近いお客様が
ご来場下さいました。そして終演後には90枚近くのアンケートが
集まり、お客様の思いのたけを伝えて下さいました。
今後への励みにしたいと思っています。

次回は7月モーツァルトとベートーヴェンでお楽しみ頂きます。
縮小44次回予告



集合写真30ミリ
ライヴ・イマジン43 ショスタコーヴィチ作品集

2019年9月14日(土) 13:30開場 14:00開演
すみだトリフォニー・小ホール

弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.49
映画音楽「馬あぶ」組曲 Op.97 より
2台のヴァイオリンとピアノの為の5つの小品
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57

前田 秀、青山 千裕(ヴァイオリン)
廣木 知之(ヴィオラ) 西村 淳(チェロ)
北村 隆男(コントラバス)吉田 康子(ピアノ)


9月に入り秋の気配が漂う中、台風や豪雨の不安定な天候が
続きました。本番当日も驟雨の朝でしたが、午後になり
ようやく回復して明るい空に。

今回のライヴ・イマジン43は、ショスタコーヴィチ作品集を
企画しました。20世紀最大の作曲家の一人として
厳しい時代を生き抜き、古典的な形式の作品で
高い評価を受けています。

シリアスで難しい印象のある作曲家だけに、
当初は「お客様が来て下さるのだろうか?」と心配しましたが、
そんな事は杞憂に過ぎませんでした。
公演案内を掲載した途端に沢山の応募があり、その後も
途切れることなく公演日まで続きました。
「ショスタコーヴィチ大好き」「室内楽作品を楽しみにしている」
「珍しいプログラムが魅力」など応募の皆さんからのコメントが
添えてあって、嬉しい誤算と共に緊張感が高まりました。

会場は、すみだトリフォニー小ホール。会場設備、音響、運営、
スタッフ、アクセスなど、どれをとっても配慮の行き届いた
良いホールです。いつもお願いしている録音、写真撮影、
受付の方々も朝から会場入りして滞りなくそれぞれの準備を
進めます。強力なスタッフに支えて頂き、安心して演奏に
集中出来るのは、とても有難いことで感謝の気持ちで一杯です。

リハーサル編に続きます。



朝9時に会場入り。早速にリハーサルを演奏曲順に行います。
写真の上でクリックして下さい。大きな画像をご覧いただけます

弦楽四重奏曲。
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「馬あぶ」組曲。
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「2台のヴァイオリンとピアノの為の5つの小品」
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ピアノ五重奏曲 
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本番編に続きます。














yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
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