FC2ブログ
2019 / 07
≪ 2019 / 06 - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - 2019 / 08 ≫

2019年4月13日(土)13:30開場 14:00開演
江東区豊洲シビックセンターホール

モーツァルト 弦楽四重奏曲 ト長調 K156
モーツァルト ピアノ協奏曲 変ロ長調 第6番 K238
シューベルト 八重奏曲 へ長調 D803


ヴァイオリン 玉城 晃子、山田 洋子  ヴィオラ 吉水 宏太郎 
チェロ 西村 淳   コントラバス 櫻澤 有紀子
オーボエ 野原 国弘   クラリネット 佐藤 拓 
ファゴット 奥山 薫  ホルン 中原 敏雄  ピアノ 吉田 康子

季節の変わり目のせいか不安定な陽気が続いていましたが、
最近で一番の快晴の土曜日に42回目のライヴ・イマジンは
本番の日を迎えました。


写真の上でクリックして下さい。大きな画像がご覧いただけます

会場は前回と同じ豊洲シビックセンターホール。
朝9時に会場入りして早速に舞台セッティング

修正1 修正2
そして楽器の準備。

プログラム順にリハーサル開始です。
会場の響きを確認して舞台上の配置を考えます。
修正3

特に今回はステージマナーについてメンバーの一人から
貴重なご意見を頂き、さっそく取り入れることに。

ライヴ・イマジンは、仲間内での気楽な発表会ではなく、
沢山の一般のお客様をお迎えしての公演です。
一歩舞台に出たら舞台上の振る舞いについてはプロと同じです。

修正5 修正6 修正7 修正8
舞台への出入りや順序、お辞儀の仕方、演奏後の
舞台袖への戻り方など実際に繰り返しました。
そうすることでお客様も拍手のタイミングがわかり易くなって
より楽しめると聞き、なるほどと納得した次第です。
修正9 修正10 修正11 修正12



スポンサーサイト

開場時間の1時間以上前に一番乗りされたのは、
いつもご来場下さる常連のお客様でした。
それから続々と到着される方々で行列が出来ました。
写真の上でクリックして下さい。大きな画像がご覧いただけます

今回は、春に似合う明るく溌剌とした曲目で。
プログラムやご案内葉書もこの季節ならではの配色を意識しました。
修正16

先ずは幹事のご挨拶。プログラムのコンセプトについて、
音階やピタゴラスの話を交えて伝えます。
修正17
複雑な内容をいかに解りやすく説明するかということに
配慮して原稿を作り上げ、出演者の意見も訊いて準備を
重ねました。その甲斐あって、会場のお客様からも
「わかり易かった」「知らなかった」「勉強になった」
「面白かった」という感想を戴きました。

最初の曲は、モーツァルトの弦楽四重奏曲 第3番 ト長調 K156。
モーツァルト16歳の作品。旅行中の退屈しのぎに作られたと言われ、
イタリア様式をいち早く取り入れた最初の弦楽四重奏曲。
すっきりとした形式と素直な曲想を持つ短い曲の中にも
天賦の才が伺われます。僅か15分ほどの曲ですが、
十分な練習を積んで仕上げました。
修正13 修正18

2曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲 第6番 変ロ長調 K328。
既に20歳になった作曲者オリジナルのピアノ協奏曲として
第5番に続くもので、自身の技量を存分に示せる場が
散りばめられた意欲作。オーケストラ版に配慮した
弦楽五重奏+オーボエ1+ホルン1の編成での演奏。
アインガング(導入部分)は演奏者自身の作です。
ファッツィオリの音色で幸福感に包まれた清々しい
美しさを聞かせました。
修正19

休憩中には舞台後方のパネルが開けられて、
明るい春の陽射しにホッと一息。
修正20

後半は、シューベルトの八重奏曲 へ長調 D803
弦楽四重奏曲「ロザムンデ」D804や「死と乙女」D810と
同時期の作品。「ベートーヴェンの七重奏曲Op.20と
同じようなものを」というトロイヤー(ルドルフ大公の侍従長であり
クラリネットの名手)からの依頼により、七重奏曲を意識した
調性と楽章構成となりました。
8人編成、60分余りの演奏時間という面からみて最大規模の
室内楽曲であり、管弦交えた各パートの難しさ、
アンサンブルの妙など、まさに一期一会を実感。
人数が多いだけに全員揃って練習を重ねることが大変でしたが、
音楽を共有する悦びを熱演に替えて本番に臨みました。
修正21 syuusei 14 修正22

ホールを出たロビーは、まだ明るい午後の空が望めるガラス張り。
そこでの終演後の歓談は、達成感や解放感に満たされた
幸せなひと時です。顔見知りの常連のお客様や久しぶりに会う
友人との会話はまた次への励ましになります。
修正23 syuusei 24

おかげ様で約120名のお客様を迎えてのライヴ・イマジン42は
盛会のうちに終えることが出来ました。
平成に生まれ育ったライヴ・イマジン。平成として最後の会でした。
令和のライヴ・イマジンは、9月にショスタコーヴィッチを
お送りします。今後共どうぞよろしくお願いします。
修正25

次回予告 live Imagine 43
すみだトリフォニー・小ホール2019年9月14日(土)14時開演

ショスタコーヴィチ作品集 
・ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57    
・弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.49
・映画音楽「馬あぶ」組曲 Op.97 より

前田秀、青山千裕(ヴァイオリン)
廣木知之(ヴィオラ) 西村淳(チェロ)
北村隆男(コントラバス)吉田康子(ピアノ)




20.jpg
ライヴ・イマジン41
2018年11月24日(土)14時開演
江東区豊洲シビックセンターホール

ショーソン  詩曲 Poème Op.25
ヴェーベルン 弦楽四重奏のための緩徐楽章 Langsamer Satz
ヨハン・シュトラウス二世 皇帝円舞曲 Kaiser-Walzer Op.437
ショーソン コンセールConcert Op.21 

ヴァイオリン独奏:前田 秀 ピアノ:吉田 康子
ヴァイオリン:内田 明美子、木村 俊道 ヴィオラ:内田 吉彦
チェロ:西村 淳 コントラバス:櫻澤 有紀子 
フルート:大門 一夫 クラリネット:藤崎 香奈子


秋晴れの連休にライヴ・イマジン41は開催されました。
今回はロマン派の終焉期のショーソンの作品を中心としたプログラム。

朝の開館と同時に会場入り。
いつもお手伝い頂くスタッフとメンバーで手際よく開場設営を行います。
曲ごとに編成が違うので、演奏者用椅子や譜面台、
ピアノの位置を決めていきます。また舞台袖では録音準備を、
空の客席では写真撮影の用意を、ロビーでは受付で配布する
印刷物を、それぞれの持ち場で手際よく準備を進めていく様子は、
優秀なベテランスタッフならではの見事な手際です。
安心してお任せ出来るのは何とも心強い限りです。

写真をクリックして下さい。大きな画像をご覧いただけます。
0  1
リハーサルは、演奏曲順にポエムから。
2 3 4 5 6 7 8 9

ヴェーヴェルン。
10 11 12 13
14 15

皇帝円舞曲。
16 17 18 19 
20 21 22 23

コンセール。
24 25 26 27 28 29





いつものように開場時間の30分以上前に入場を待つ
お客様の行列が出来ました。嬉しさと同時に本番が迫って来る
高揚感を感じる時でもあります。

写真をクリックして下さい。大きな画像をご覧いただけます。
30 31

いよいよ開演です。恒例の幹事のご挨拶。
32
演奏はショーソンのポエムから。
33 34 35
ショーソンと言えば一番先に「ポエム(詩曲)」の名前が挙がる
有名曲。通常は独奏ヴァイオリンとオーケストラ、または
独奏ヴァイオリンとピアノ伴奏での演奏ですが、ライヴ・イマジンでは
こだわりの「ピアノ五重奏伴奏版」での演奏。
この編成での演奏は録音が数種類あるものの、楽譜入手には
困難を極めました。独奏の前田さんが文字通り世界中を捜して、
ようやくスイス・ジュネーヴ音楽院に発見して演奏の運びとなりました。
熱意を持って取り組めば道は拓ける、そんな言葉を目の当たりにしたように
感じました。

2曲目は、ヴェーヴェルンの弦楽四重奏のための緩徐楽章。
36 37
ヴェーベルンという名前だけで前衛的なものでは?と構えて
しまいがちですが、1962年にアメリカで初演されたこの曲のように
初期の作品では、後期ロマン派の様式を採り、濃厚で表情豊かな
旋律が胸に沁みる甘美な作品です。

そして3曲目は、皇帝円舞曲。
38 39
これも「シェーンベルク編曲の室内楽版」というところに、
イマジンならではのこだわりがあります。不協和音で始まる
冒頭部分、目まぐるしく変わる強弱記号やテンポ表示などから
原曲とは違う編曲者の強い意図が感じられます。
でも、やはりワルツはワルツ。明るく楽しい雰囲気には
変わりありません。前の精緻な2曲から一転して伸びやかに。
この曲だけ奏者が立って演奏することもあり、奏者も踊るように
ノリノリでの演奏で雰囲気を盛り上げます。
ここでのファッツィオリのパワーは、音波が伝わってくるくらいの
強烈なもので、一気にスケールが大きくなったように感じられました。
楽器の持つ力を皆が改めて実感した曲となりました。

休憩を挟んで後半は、ショーソンのコンセール
40 41 42
ヴァイオリンとピアノの独奏に、弦楽四重奏という変わった
編成ゆえ演奏機会は少ないものの、ショーソンの作品の中では
ポエムと並ぶ名曲であり大曲です。11年前に旧奏楽堂で
演奏したものの、豊洲にあるイタリアのファッツィオリの
ピアノで是非!という強い希望での再演です。
前回同様コントラバスも加えて低音の充実を図りました。
独奏ヴァイオリンに導かれて弦楽四重奏の響きの間を
ピアノがさざ波のように行きつ戻りつ彩る構成。
ピアノが弾く音符の数は尋常じゃないくらいの多さ、楽譜は
ピアノパートだけが音符ばかりで真っ黒状態でした。
また弦楽四重奏は、拍子やリズムが複雑であることに加えて
普段あまり出てこない増音程や減音程の多用で気が抜けない
ところばかり。4つの楽章それぞれに物語があるような
起伏に富んだ曲想に酔いつつも皆が緊張感を持っての演奏でした。
第2楽章シチリアーノは、NHK-FMの番組のテーマ曲としても
使われたので聞き覚えのある方もいるかもしれません。
第4楽章の終わりには冒頭のテーマが再現されて
感動的に締めくくりました。
43 44
ちょうど午後の陽射しが傾く頃に終演。ロビーから
まだ明るさの残る秋の空が見えました。
このマイナーな曲目でも約110名のお客様にご来場頂けたのは、
本当に有難いことです。毎回のように楽しみに来て下さる方々に
ご挨拶出来るこの終演後にひとときは何物にも代え難い嬉しさがあります。

次のライヴ・イマジン42は来年4月。どうぞお楽しみに。
41次回予告



西日本での豪雨が伝えられる中、空模様を気にしながら
本番の七夕の日を迎えました。朝の小雨もあがり、ようやく
明るくなってきた様子に気持ちも明るくなりました。
先ずは朝8時に調律師の方が一番乗りで舞台でピアノ調律を開始。
9時に続々とメンバーが会場入り。スタッフも手際よくそれぞれの
作業を始めます。今回は40回目の公演とあって、お祝いムード
のあるプログラム。敏腕ステマネの采配でリハーサルも
滞りなく進みます。

先ずはシューマンのピアノ五重奏曲。
写真の上でクリックして下さい。大きな画像をご覧いただけます。
IMG_1282.jpg IMG_1356.jpg IMG_1364.jpg IMG_1430.jpg
 IMG_1433.jpg IMG_1474.jpg IMG_1477.jpg IMG_1484.jpg

続いてシューベルトの歌曲。
IMG_1504.jpg IMG_1507.jpg IMG_1532.jpg 
IMG_1552.jpg IMG_1549.jpg IMG_1570.jpg
 IMG_1578.jpg IMG_1542.jpg

アンコールのリスト「愛の夢」
 IMG_1619.jpg IMG_1629.jpg

そしてジークフリート牧歌。
IMG_1756.jpg 

開場1時間前には最初のお客様が登場、その後次々と行列が
長くなっていきました。受付開始と同時に階段をダッシュで
駆け下りて最前列から埋まっていく様子はイマジンならではの光景。
スタッフはハラハラしながら見守ります。

先ず恒例の幹事のご挨拶。
IMG_1817.jpg
今回の選曲のテーマは「献呈」と聞いて、なるほど!と
絶妙な観点に膝を打つ思いで舞台袖で感心しました。
通常作曲家は出来上がった作品を後見の貴族などに捧げる
のが献呈の常ですが、そう言われてみれば、今回のプログラムは皆
身近な人へ献呈された曲ばかりでした。

最初のシューマンのピアノ五重奏曲は名曲中の名曲。
この曲をきっかけに室内楽に親しむようになったと事前にお便りを
下さったお客様がいました。シューマンはこの曲をようやく晴れて
結婚出来た妻でありピアニストでもあったクララに捧げました。
どの楽章をとっても非の打ちどころがない程に完成された曲で、
前途洋々で喜びに満ち溢れた曲想は弾いていても幸せを
実感できるものです。
IMG_1827.jpg IMG_1831.jpg

そして次のシューベルトは、最晩年の歌曲を親しい友人に
贈りました。ホルンと歌とピアノ、クラリネットと歌とピアノ、という
珍しい編成の曲は演奏出来る機会の少ないものです。
「折角ソプラノの方が参加されるなら是非!」という管楽器奏者2人
からのたっての希望でした。
IMG_1842.jpg IMG_1851.jpg
また今回は初めての試みとして対訳の配布でなく、それぞれの
曲の演奏前にお話をするという形をとりました。やはり歌が入ると
一段と会場は華やいだ雰囲気になりますね。
アンコールではリストの「愛の夢第3番」の原曲
「おお愛しうる限り愛せ」を。聞き覚えのある美しい旋律に
胸を熱くした人も多かったと思います。
IMG_1860.jpg
休憩を挟んでの後半はワーグナーの「ジークフリート牧歌」。
これは妻コジマへのプレゼントでした。クリスマスの朝に
ワーグナー邸で13人の楽師をワーグナー自身が指揮しての演奏。
誕生祝と息子ジークフリートを生んでくれた感謝を込めての
幸せに満ちた音楽。オーケストラで演奏されることが多い曲ですが、
今回はいつもご指導下さっている田崎先生の指揮で
オリジナル通りの13人の奏者での演奏にこだわりました。
IMG_1871.jpg IMG_1875.jpg IMG_1896.jpg
20分ほどのこの曲の為だけに参加した奏者もいて、
まさに一期一会の機会。暖かい幸福感を共有して
感無量の思いでした。
IMG_1646.jpg
今回は約140名のお客様にご来場頂き、暖かい雰囲気の中、
無事に公演を終えることが出来ました。
おかげ様でライヴ・イマジンは15年目を迎えます。
時を重ねると共に音楽への思いも深化します。皆さんの
気持ちに届くような演奏を目指して、今後も真摯に取り組んで
いきます。これからもどうぞよろしくお願い申し上げます。
ブログ用次回予告

yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。