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集合写真30ミリ
ライヴ・イマジン43 ショスタコーヴィチ作品集

2019年9月14日(土) 13:30開場 14:00開演
すみだトリフォニー・小ホール

弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.49
映画音楽「馬あぶ」組曲 Op.97 より
2台のヴァイオリンとピアノの為の5つの小品
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57

前田 秀、青山 千裕(ヴァイオリン)
廣木 知之(ヴィオラ) 西村 淳(チェロ)
北村 隆男(コントラバス)吉田 康子(ピアノ)


9月に入り秋の気配が漂う中、台風や豪雨の不安定な天候が
続きました。本番当日も驟雨の朝でしたが、午後になり
ようやく回復して明るい空に。

今回のライヴ・イマジン43は、ショスタコーヴィチ作品集を
企画しました。20世紀最大の作曲家の一人として
厳しい時代を生き抜き、古典的な形式の作品で
高い評価を受けています。

シリアスで難しい印象のある作曲家だけに、
当初は「お客様が来て下さるのだろうか?」と心配しましたが、
そんな事は杞憂に過ぎませんでした。
公演案内を掲載した途端に沢山の応募があり、その後も
途切れることなく公演日まで続きました。
「ショスタコーヴィチ大好き」「室内楽作品を楽しみにしている」
「珍しいプログラムが魅力」など応募の皆さんからのコメントが
添えてあって、嬉しい誤算と共に緊張感が高まりました。

会場は、すみだトリフォニー小ホール。会場設備、音響、運営、
スタッフ、アクセスなど、どれをとっても配慮の行き届いた
良いホールです。いつもお願いしている録音、写真撮影、
受付の方々も朝から会場入りして滞りなくそれぞれの準備を
進めます。強力なスタッフに支えて頂き、安心して演奏に
集中出来るのは、とても有難いことで感謝の気持ちで一杯です。

リハーサル編に続きます。



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朝9時に会場入り。早速にリハーサルを演奏曲順に行います。
写真の上でクリックして下さい。大きな画像をご覧いただけます

弦楽四重奏曲。
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「馬あぶ」組曲。
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「2台のヴァイオリンとピアノの為の5つの小品」
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ピアノ五重奏曲 
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本番編に続きます。














開場1時間前には行列が出来始め、予定より早めに入場して
頂きました。受付を済ませるとダッシュで階段を駆け下りて
ホール内に向かう光景はライヴ・イマジンならではでしょうか。
毎回最前列のお客様は顔見知りの方々ばかりです。
写真の上でクリックして下さい。大きな画像をご覧いただけます。
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最初に恒例の幹事ご挨拶。毎回原稿を吟味して
お客様にわかりやすく公演の趣旨を伝えられるように
リハーサルを重ねています。
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第1曲目は弦楽四重奏曲第1番
第5交響曲の後に作曲者自身が書き始めた作品です。
「春と名付けたい」と言っていた通りの明るく伸びやかで
叙情的な曲。何名かのお客様から「第○番を聴いたけど、
他の弦楽四重奏が聴きたい」とコメントを戴き
大きなプレッシャーをヒシヒシと。
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第2曲目は映画音楽「馬あぶ」Op.97からの組曲
19世紀イタリアの独立を扱った映画で、「馬あぶ」は針のように
刺すという伝説を持つ独立指導者のニックネームです。
美しい旋律、わかりやすい和声を用いての音楽は
映像が無くてもとても魅力的です。元はオーケストラ用ですが
弦楽五重奏にピアノを加えた室内楽版で。
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休憩後の第3曲目は、「2台ヴァイオリンとピアノの為の5つの小品」
これも映画音楽の延長線上のもので、劇音楽などの中から
編曲した親しみやすい人気曲です。プレリュード、ガヴォット、
エレジー、ワルツ、ポルカ、とそれぞれが短いながらも
エッセンスが詰まった楽しい作品。
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最後を飾るのは、ピアノ五重奏曲
それまでの穏やかな曲から一変しての厳しい曲。
1927年の第1回ショパンコンクールにもソ連代表として
出場したピアノの腕前を持つ作曲者の渾身の名曲で
1941年のスターリン賞を受賞しています。各楽器が隙の無い構成で
推進力を持ち5つの楽章を聴かせます。目まぐるしく変わる拍子や
広い音域に渡る和声など演奏には難所があちこちにありますが、
弾く程に真価を実感出来る素晴らしい作品です。
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そしてアンコールは「セカンドワルツ」
ジャズ組曲の第2番で映画にも使われた有名曲。
哀愁を帯びたメロディが印象的です。実は本番一ヶ月ほど前に
常連のお客様から「アンコールに是非とも演奏して頂きたい。
願いが叶ったら一生ファンになります」という熱いメッセージを戴き、
急遽楽譜を海外発注しました。またこの曲の為だけに
クラリネット奏者に出演をお願いして、ようやく実現の
運びとなりました。
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今回の公演全体を振り返ってみれば、
結果的に緩急のバランスがとれた絶妙なプログラミングとなりました。
また想定外のショスタコーヴィチ人気で約180名のお客様に
ご来場頂けました。これはライヴ・イマジン史16年の中でも
上位に入る盛会です。当日のアンケートも約半数の100名近い
方々がご記入下さり、ご意見ご感想などを伺う事が出来て
大きな励みとなりました。皆様どうもありがとうございました。

次回は、場所を上野の旧奏楽堂に移しての公演。
管弦打楽器ピアノに加えてオルガンや歌もあるバラエティ豊かな
プログラムをお楽しみ頂きます。

次回予告



2019年4月13日(土)13:30開場 14:00開演
江東区豊洲シビックセンターホール

モーツァルト 弦楽四重奏曲 ト長調 K156
モーツァルト ピアノ協奏曲 変ロ長調 第6番 K238
シューベルト 八重奏曲 へ長調 D803


ヴァイオリン 玉城 晃子、山田 洋子  ヴィオラ 吉水 宏太郎 
チェロ 西村 淳   コントラバス 櫻澤 有紀子
オーボエ 野原 国弘   クラリネット 佐藤 拓 
ファゴット 奥山 薫  ホルン 中原 敏雄  ピアノ 吉田 康子

季節の変わり目のせいか不安定な陽気が続いていましたが、
最近で一番の快晴の土曜日に42回目のライヴ・イマジンは
本番の日を迎えました。


写真の上でクリックして下さい。大きな画像がご覧いただけます

会場は前回と同じ豊洲シビックセンターホール。
朝9時に会場入りして早速に舞台セッティング

修正1 修正2
そして楽器の準備。

プログラム順にリハーサル開始です。
会場の響きを確認して舞台上の配置を考えます。
修正3

特に今回はステージマナーについてメンバーの一人から
貴重なご意見を頂き、さっそく取り入れることに。

ライヴ・イマジンは、仲間内での気楽な発表会ではなく、
沢山の一般のお客様をお迎えしての公演です。
一歩舞台に出たら舞台上の振る舞いについてはプロと同じです。

修正5 修正6 修正7 修正8
舞台への出入りや順序、お辞儀の仕方、演奏後の
舞台袖への戻り方など実際に繰り返しました。
そうすることでお客様も拍手のタイミングがわかり易くなって
より楽しめると聞き、なるほどと納得した次第です。
修正9 修正10 修正11 修正12



開場時間の1時間以上前に一番乗りされたのは、
いつもご来場下さる常連のお客様でした。
それから続々と到着される方々で行列が出来ました。
写真の上でクリックして下さい。大きな画像がご覧いただけます

今回は、春に似合う明るく溌剌とした曲目で。
プログラムやご案内葉書もこの季節ならではの配色を意識しました。
修正16

先ずは幹事のご挨拶。プログラムのコンセプトについて、
音階やピタゴラスの話を交えて伝えます。
修正17
複雑な内容をいかに解りやすく説明するかということに
配慮して原稿を作り上げ、出演者の意見も訊いて準備を
重ねました。その甲斐あって、会場のお客様からも
「わかり易かった」「知らなかった」「勉強になった」
「面白かった」という感想を戴きました。

最初の曲は、モーツァルトの弦楽四重奏曲 第3番 ト長調 K156。
モーツァルト16歳の作品。旅行中の退屈しのぎに作られたと言われ、
イタリア様式をいち早く取り入れた最初の弦楽四重奏曲。
すっきりとした形式と素直な曲想を持つ短い曲の中にも
天賦の才が伺われます。僅か15分ほどの曲ですが、
十分な練習を積んで仕上げました。
修正13 修正18

2曲目はモーツァルトのピアノ協奏曲 第6番 変ロ長調 K328。
既に20歳になった作曲者オリジナルのピアノ協奏曲として
第5番に続くもので、自身の技量を存分に示せる場が
散りばめられた意欲作。オーケストラ版に配慮した
弦楽五重奏+オーボエ1+ホルン1の編成での演奏。
アインガング(導入部分)は演奏者自身の作です。
ファッツィオリの音色で幸福感に包まれた清々しい
美しさを聞かせました。
修正19

休憩中には舞台後方のパネルが開けられて、
明るい春の陽射しにホッと一息。
修正20

後半は、シューベルトの八重奏曲 へ長調 D803
弦楽四重奏曲「ロザムンデ」D804や「死と乙女」D810と
同時期の作品。「ベートーヴェンの七重奏曲Op.20と
同じようなものを」というトロイヤー(ルドルフ大公の侍従長であり
クラリネットの名手)からの依頼により、七重奏曲を意識した
調性と楽章構成となりました。
8人編成、60分余りの演奏時間という面からみて最大規模の
室内楽曲であり、管弦交えた各パートの難しさ、
アンサンブルの妙など、まさに一期一会を実感。
人数が多いだけに全員揃って練習を重ねることが大変でしたが、
音楽を共有する悦びを熱演に替えて本番に臨みました。
修正21 syuusei 14 修正22

ホールを出たロビーは、まだ明るい午後の空が望めるガラス張り。
そこでの終演後の歓談は、達成感や解放感に満たされた
幸せなひと時です。顔見知りの常連のお客様や久しぶりに会う
友人との会話はまた次への励ましになります。
修正23 syuusei 24

おかげ様で約120名のお客様を迎えてのライヴ・イマジン42は
盛会のうちに終えることが出来ました。
平成に生まれ育ったライヴ・イマジン。平成として最後の会でした。
令和のライヴ・イマジンは、9月にショスタコーヴィッチを
お送りします。今後共どうぞよろしくお願いします。
修正25

次回予告 live Imagine 43
すみだトリフォニー・小ホール2019年9月14日(土)14時開演

ショスタコーヴィチ作品集 
・ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57    
・弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.49
・映画音楽「馬あぶ」組曲 Op.97 より

前田秀、青山千裕(ヴァイオリン)
廣木知之(ヴィオラ) 西村淳(チェロ)
北村隆男(コントラバス)吉田康子(ピアノ)




yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
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