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2013 / 11
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びんちゃん
皆様にお知らせです。
モーツァルトの国際的な権威、海老澤敏氏のコレクションの一部が
武蔵野市民文化会館にて12月1日まで展示されています。入場無料。
用事で立寄りした折、偶然にもこの展示会が開催されていることを知り、
早速会場へ。海老澤先生に昨年初めてお目にかかったのも
ここでジャン・ジャック・ルソー展が開催されていたときのことでした。
ご高齢にもかかわらず矍鑠と、そして目を輝かせて語られる
人間モーツァルト。その後のおつきあいではそのモーツァルトについて、
私のような素人の質問にも嫌な顔一つせずに懇切丁寧な説明をして
くださっています。その成果はライヴ・イマジン28で発表させて
いただきますが、なにはともあれ自筆譜を見られるだけでも
大変価値のあるもの。是非ご覧ください。(特別寄稿 j.n.)





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シャネル40%
シャネル ピグマリオンデイズ  スペシャルコンサートシリーズ
指揮者大山平一郎と若手音楽家たちによる室内楽
11月16日(土) 銀座シャネル ネクサスホール

ベートーヴェン ピアノ三重奏曲 ニ長調 作品70-1「幽霊」
    ピアノ 福原 彰美 ヴァイオリン 矢野 玲子 チェロ 辻本 玲
シューマン ピアノ四重奏曲 変ホ長調 作品47
    ピアノ 光野 光太郎 ヴァイオリン 千葉 清加 
    ヴィオラ 大山 平一郎 チェロ 辻本 玲


久しぶりにシャネルのコンサートに行ってきました。
今回のプログラムは、ベートーヴェンとシューマンという
本格的な室内楽作品です。そしてサプライズは、ベートーヴェンの
トリオのヴァイオリンが矢野 玲子さんだったことです。
実は先週のオーボエのレクチャーコンサートが行われた大瀧サロンで
偶然お会いしたばかりでした。その時には目の前でバッハのシャコンヌを
聴かせて頂きました(なんという贅沢!)
ジュネーヴ国際コンクール最高位という実績から、
そろそろシャネルも卒業なんでしょうけれど、過去にここに参加していた
経緯から今回お呼びがかかったのではないかと思いました。
シャネルのホールは響きがデッド(音が伸びてこない)なので、
演奏を聴くには少しばかりつらいところもあるのですが、
両曲ともとても穏やかな雰囲気の中、美しい演奏を展開してくれました。
若手にチャンスをということなので、やはり少しでもいいところを聴こう
という姿勢になりますが、ベートーヴェンの矢野さんのリードは
さすがでしたし、シューマンは重鎮、大山さんのヴィオラが全体を
引き締める中、名曲が名曲たる所以を存分に感じさせてくれるものでした。
ここでは辻本さんが第三楽章で最初から調弦をCからBに下げて
弾いていたのが印象的。たしかにリスクは少なくなりますね。
クリスマスイルミネーションが彩る夕闇せまる銀座のど真ん中、
贅沢な一時を楽しませてもらいました。

大瀧サロン
今日は、以前お伝えしたオーボエ協会のレクチャーコンサートが
ありました。会場の大瀧サロンは、世田谷区奥沢の閑静な住宅街にある
個人のお宅です。ご主人が趣味でヴァイオリンを弾かれるそうで、
それが高じてご自宅内に演奏の場をお作りになったようです。
木材をふんだんに使った山小屋風の高い天井で音がきれいに響きます。
木目の美しいスタンウェイのピアノが置かれ、
50人ほどが入れるサロンです。

成澤さん
今回は、オーボエ協会理事の成澤良一さんによる
「オーボエが日本にやってきた!」と題する講演で、
オーボエという楽器がいつごろどのようにして日本に伝わり、
普及していったかについて、歴史的資料を調査し検証したお話でした。
その合間に当時演奏された曲を実際にオーボエとピアノでの
演奏で再現して聴いて頂くという進行で、5曲の演奏がありました。

正面
オーボエとの演奏は初めてでしたが、普段オーケストラの中から
聞こえてくる印象の音色とはまた違った迫力に圧倒されました。
今春ドイツ留学から帰国されたばかりの江頭尚子さんのオーボエ演奏は、
安定した技巧的と豊かな表現力、そしてご本人の華やかな雰囲気で
会を彩っていました。

サロン
終演後には、穏やかな雰囲気でご来場のお客様との歓談のひと時があり、
オーボエ関係者だけでなく、いろいろな分野でご活躍なさっている方々と
お話出来る機会がありました。受付や録音・会場設営など、それぞれの場で
お手伝い下さった方々に支えられての会でしたが、こじんまりした
会場ならではの温かい感じがしました。ご縁あってのピアノ伴奏としての
出演でしたが、とても良い経験をさせて頂きました。

シフ
【DECCA 4170886-2】
モーツァルト ピアノ協奏曲 No.12 K414 & No.14 K449
アンドラーシュ・シフ(ピアノ) 
シャンドール・ヴェーグ指揮 
ザルツブルク・モーツァルテウム カメラータ アカデミカ


モーツァルトのピアノ協奏曲は、最近ではフォルテ・ピアノを使用して
録音されるほうが多いような気がします。オーケストラについても当時の
サイズに極力近くして、というところまで来ているので、10数年前に
ロバート・レヴィンとホグウッドの録音すらなにかまだ中途半端という
印象をもってしまうほどです。その意味では現代のピアノを使用し、
モダンオーケストラで演奏するこのシフとヴェーグは旧来のスタイルに
属するもので、バレンボイムやブレンデルで長年親しんできた
スタイルでもあります。肝心のシフの演奏はとても「誠実」なもので
その意味では面白みに欠けているという言い方もできそうですが、
じゃあどうすると面白いんだといわれると、困ってしまいます。
ピアノ協奏曲の12番から14番は管楽器パートがなくても
演奏できるように、モーツァルト自身が作っており、ところどころ
管のパートをピアノが拾っています。このCDでは管楽器なしヴァージョンで
オーケストラは弦楽合奏によるもの採用していますが、しっかりと人数を
そろえた弦の合奏と細部まで眼が届いたヴェーグの棒の下で
たいへん聴きごたえがします。優しい12番よりもぐっと構成的な14番に
その真価が発揮されているのが面白いところ。
これを聴いていると弦楽四重奏によるピアノ五重奏として演奏するなら、
バランスから言ってもフォルテ・ピアノを使うのがいいように思えました。


yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
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