FC2ブログ
2013 / 11
≪ 2013 / 10 - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 2013 / 12 ≫

シフ
【DECCA 4170886-2】
モーツァルト ピアノ協奏曲 No.12 K414 & No.14 K449
アンドラーシュ・シフ(ピアノ) 
シャンドール・ヴェーグ指揮 
ザルツブルク・モーツァルテウム カメラータ アカデミカ


モーツァルトのピアノ協奏曲は、最近ではフォルテ・ピアノを使用して
録音されるほうが多いような気がします。オーケストラについても当時の
サイズに極力近くして、というところまで来ているので、10数年前に
ロバート・レヴィンとホグウッドの録音すらなにかまだ中途半端という
印象をもってしまうほどです。その意味では現代のピアノを使用し、
モダンオーケストラで演奏するこのシフとヴェーグは旧来のスタイルに
属するもので、バレンボイムやブレンデルで長年親しんできた
スタイルでもあります。肝心のシフの演奏はとても「誠実」なもので
その意味では面白みに欠けているという言い方もできそうですが、
じゃあどうすると面白いんだといわれると、困ってしまいます。
ピアノ協奏曲の12番から14番は管楽器パートがなくても
演奏できるように、モーツァルト自身が作っており、ところどころ
管のパートをピアノが拾っています。このCDでは管楽器なしヴァージョンで
オーケストラは弦楽合奏によるもの採用していますが、しっかりと人数を
そろえた弦の合奏と細部まで眼が届いたヴェーグの棒の下で
たいへん聴きごたえがします。優しい12番よりもぐっと構成的な14番に
その真価が発揮されているのが面白いところ。
これを聴いていると弦楽四重奏によるピアノ五重奏として演奏するなら、
バランスから言ってもフォルテ・ピアノを使うのがいいように思えました。


スポンサーサイト



yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。