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イマジン葉書50
2014年1月25日(土) 13:30開場 14:00開演
すみだトリフォニー 小ホール


ライヴ・イマジン27は、11年目の幕開けにふさわしい名曲で
新年を迎えます。どうぞお楽しみに。

ヘンデル 「シバの女王の入城」~ソロモンより
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第5番「皇帝」(室内楽版)
シューベルト 弦楽五重奏曲ハ長調D956


荒井 隆 (ヴァイオリン1) 馬場 有美子(ヴァイオリン2)
畑  修一(ヴィオラ)    西村 淳  (チェロ1)
平野 千種(チェロ2)    飯野 恵秋 (コントラバス)
大門 一夫(フルート)    豊泉 高明 (フルート)
吉田 康子(ピアノ)

入場無料(要整理券) 未就学児童の入場はご遠慮下さい。
入場整理券をご希望の方は、下記の問合せ先アドレスに
お名前 ご住所 電話番号 年齢 職業 コメントを添えて
「ライヴ・イマジン音楽記を見て整理券希望」とご記入下さい。
折り返し上記の葉書(入場整理券)をお送りします。
お問い合わせ  liveimagine@yahoo.co.jp

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ハフ表紙  ハフ解説
NHK交響楽団 定期公演Aプログラム 第1769回
指揮 シャルル・デュトワ   ピアノ スティーヴン・ハフ
2013年12月1日(日)午後3時開演 NHKホール

ストラヴィンスキー バレエ音楽「カルタ遊び」
リスト  ピアノ協奏曲 第1番 変ホ長調
ショスタコーヴィッチ 交響曲第15番イ長調作品141


とうとうハフの生演奏を聴くことができました。
何年思い続けたことか・・。
ということで当日のお目当ては、ピアニスト・スティーヴン・ハフの弾く
リストのピアノ協奏曲第1番でした。

ハフは、このブログで何度かとりあげています。英国出身ということで
日本ではあまり馴染みの薄い存在ですが、私は世界で現在5本の指にはいる
大ピアニストと評価しています。私がハフの名前を知ったのは、
チェリスト・スティーヴン・イッサーリスのラフマニノフのソナタの
共演者としてでした。以来、次々と発売されるCDの演奏を聴き、
その透明な音色と切れ味の鋭い技巧、絶妙な表現に魅せられました。
もしヴィルティオーソという冠があるなら彼のためにあります。

N響との協奏曲は1993年のラフマニノフ第3番、2001年リーバーマン、
2002モーツァルトに続いて4度目の共演ということですが、
その頃は残念ながら存在を知りませんでした。

颯爽と舞台に登場したハフは、想像していたよりスリムで長身、
頭のてっぺんから(トレードマークの帽子はありませんでしたが・笑)
靴の先まで一分の隙もない身のこなしに知性を感じさせてくれます。

さて、冒頭の連続オクターヴから圧倒的な技巧を見せつけ、
力強い和音の響き、速いパッセージやトリルの連続は
目が覚めるばかりの見事さ。美しい旋律に最弱音まで駆使し、
間合いもたっぷりに聞かせる様子は、まさに彼の独壇場です。
実際にピアニッシモで奏でられる旋律は、広いNHKホールの
大勢の聴衆に息を飲むような静寂をもたらしていました。
デュトワの指揮もビシッとした立派な響きで余裕のサポートぶり。
ピアノを引き立て、オケとの小気味よいのやりとりも随所に見られ、
これぞコンチェルトの醍醐味です。息をつけないくらいの緊張感と
推進力に満ちた演奏でリストの協奏曲が煌めきのごとく、
あっという間に終わってしまいました。

アンコールは、ショパンの夜想曲Op.9-2。 優しくたおやかな調べに
ホッとするような暖かな雰囲気に。ここでもハフのスタイルのショパンを
感じました。やはり、ここまで飛びぬけたクラスのピアニストになると
楽譜だけではなく自分の感性での表現を伝えてくるものです。

年末の今年最大の収穫に大満足でした。

街の歌
【onyx ONYX4108】
ベートーヴェン ヴィオラとチェロのための作品集
ソナチネ、2つのオブリガートメガネ付二重奏、
街の歌、セレナード、チェロソナタ第5番

マキシム・リザノフ(ヴィオラ)
クリスティーヌ・ブラウマネ(チェロ)
ヤコフ・カツネルソン(ピアノ)


いまやヴィオラ界の新しいスターとなっている、ウクライナ出身の
マキシム・リザノフをフューチャーしたベートーヴェンの曲集です。
もう一名のブラウマネは現在ロンドンフィルハーモニック首席チェロ奏者。
なぜかピアノのカツネルソンと一緒にやったチェロソナタ第5番が
収められています。これは先日イッサーリス=レヴィンの超一流を
聴いた後だけに一流ではちょっと分が悪い。
楽器もよく鳴るし、勢いもあるし、どこが悪いかと言われると
難しいけれど、チェロが鳴っているのと音楽が鳴っていることの違い。
「街の歌」はこの二人にリザノフが一枚かむだけでピンと張った
気持ちのいい緊張感が音楽に生まれます。
本来はクラリネットとやることが多く、実際にイマジンでも採りあげた
ことのあるものです。ただクラリネットの柔らかく、深い音色に比べ、
ヴィオラの音色が渋く、高域はどうしても細く、ふくよかさに欠けて
しまいます。第二楽章のではバランスでチェロの大きさに完全に
負けてしまいましたが、第三楽章ではなかなかいいやりとりを
聴かせてくれました。この曲だったら私はクラリネットとやるのが
好きです。たしかバシュメットもブラームスのクラリネットトリオを
ヴィオラで弾いていましたね。ヴィオラは表に出るレパートリーが
きわめて少ないため、こうならざるを得ないのかもしれませんが。


yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
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