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2014 / 01
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2014年は、ライヴ・イマジンにとって11年目になります。
新春の幕開けにふさわしい名曲を並べたプログラムに、
公演案内を掲載直後から入場整理券申し込みが続きました。
当日は厳しい寒さが少し緩み、穏やかな陽気のなか、
ホールの入り口には、開場の約1時間前から行列が出来ました。
イマジン27客席
まだ開場までには30分もあるのに、温かくなったとはいえまだ真冬。
そして約束の時間を早めての開場はイマジン流。受付を済ませて、
走り出す方が続出するのもいつもの風景ですが、ハラハラ見守る
スタッフを横目に客席は最前列からあっという間に埋まりました。
開演挨拶縮小
幹事長の御挨拶も短時間で終え、幕開けにふさわしいヘンデルのオラトリオ
「ソロモン」より「シバの女王の入城」です。5分ほどの短い曲ですが、
祝祭的な華やぎのある弦楽合奏とフルート2人が交互に登場し、
軽やかなやりとりを交わします。本来はオーボエ2人で演奏されるところを
今回はフルートで。従来とはまた違った明るい雰囲気になりました。シバ


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次は壮麗華麗な名曲、ベートーヴェンのピアノ協奏曲第5番「皇帝」。
これはシューベルトの友人でもあったラッハナーの弦楽編曲版に
フルート二本をオンしています。黒で揃えた管楽器、弦楽器奏者の中に、
独奏者が煌めきをちりばめた豪華な衣装で登場。後ろに裾を長く引き、
まるで舞台衣装のような存在感がありました。衣装を楽しみにして
くださる方もいらっしゃるのでここで手抜きはできません。縮小の皇帝
冒頭和音の直後からカデンツァを思わせる力強い独奏で曲は始まります。
全曲で約40分を要する大曲を全力で弾き切りました。
弦との交感もばっちりと、そしてエネルギッシュに。
縮小の皇帝挨拶
アンコールにはお客様のリクエストもあったシューマン(リスト編曲)の
「献呈」を弾かせていただきました。

後半は、シューベルトの弦楽五重奏曲。
死の2か月前に書かれたこの曲は、人間的な感情をそのまま表現した
ベートーヴェンとは対照的に内省的な曲想を持つ大曲です縮小シューベルト
いつ果てるともなく奏でられる長大なフレーズは、まるで天上からの
歌のようにも思え、影のようについてまわる諦観をも感じさせます。
弦のメンバーは時には力強く、時には優しくこの特別な曲を見事に
弾き切りました。チェロ氏曰く、これをやらずに死ねば悔いの残る人生に、
とのこと。おしまいのアンコールのボッケリーニのメヌエットは
お馴染みの穏やかなメロディーに緊張感から解放されたホッとした空気が
会場に広がりました。
縮小の集合写真
今回は、約150名の方がご来場下さいました。
予定より演奏時間が長引いたため、終演後の御挨拶に十分な時間を
取れなかったのが心残りです。せっかくの機会でしたので、
もう少し余裕を持って皆様とお話をしたかったと思いました。
次回予告
次回5月のライヴ・イマジン28をよろしくお願いします。

いさ
【Hyperion CDA67917】
ドヴォルザーク チェロ協奏曲 ロ短調 Op.104、イ長調 B10ほか
スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
ダニエル・ハーディング指揮 マーラー・チェンバー・オーケストラ

アジアン・ユース・オーケストラとともにこの8月末に来日を果たした、
イッサーリス。タイミングよくその演目に含まれているドヴォルザークの
傑作協奏曲がリリースされました。なになに、最高の録音の機会を
待ちに待って40年、ついに理想のパートナーを得て実現とのこと。
世界で最も愛されてるチェリストによる、世界で最も愛されている
チェロ協奏曲だって。それは確かに間違っていないけれど
ちょっとこそばゆい感じの言葉です。演奏はいったいどれだけステージで
弾いたかしれないこの曲に心から共感と愛情を持って音を紡いでいるのが
よくわかります。ロイヤル・アカデミーから貸与されている
1726年製ストラディヴァリスの美しい音色もさることながら、
たとえば第一楽章の第二テーマの自然でなつかしい表情、胸にぐっとくる
ものがあります。第二楽章についてもここぞ、というところでの
なんと繊細で美しいことよ!第三楽章の緊張と弛緩、そしてキレの良さ。
ハーディング指揮のオーケストラも迫力満点に迫ります。
対向配置ならではの分離の良さと鮮明な録音も素晴らしいのですが、
イッサーリスなのかハーディングなのか唸り声までが収録されていて、
宣伝文句じゃないけれど、この録音に賭ける意気込みのすごみが
ダイレクトに伝わりました。イッサーリスの数多くのレコーディングの
中でも1,2を争う録音です。イギリスのナショナルトレジャーどころか
全世界のナショナルトレジャー、イッサーリス!



昨年1月公演
昨年2013年1月5日ライヴ・イマジン24公演より
J.S.バッハ作曲 「音楽の捧げもの」より「トリオソナタ」演奏写真。


あけましておめでとうございます。
新しい2014年は、ライヴ・イマジンにとって11年目の幕開けとなります。
節目を迎える度に「継続は力」の言葉を噛み締め、
今迄の道のりと今の立ち位置を見つめ直しています。

「お客様と共に楽しむ」をモットーに周りの多くの方々に支えて頂き、
ここまできました。毎回録音を聴き直すたびに冷や汗が出る思いと同時に、
お客様への感謝の思いで一杯になります。これからも少しでも皆さんに
楽しんで戴けるよう、いろいろな曲に挑戦する勇気を持ち
最大限の努力をしていきたいと思っております。

1月25日の第27回目公演には、新年にふさわしい名曲揃いのプログラムで
お祝いします。今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

ライヴ・イマジン一同


yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
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