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ハフ
スティーヴン・ハフ ピアノ・リサイタル
2015年9月24日(木)銀座・ヤマハホール

【プログラム】
シューベルト・ピアノソナタ第14番 イ短調 Op.143, D784
フランク・前奏曲、コラールとフーガ
ドビュッシー・版画
リスト・忘れられたワルツ第1番、第2番
リスト・超絶技巧練習曲集より第11番“夕べの調べ”、第10番
【アンコール】
ショパン・ノクターン第4番 Op.15-1
ミンカス(ハフ編)・ドン=キホーテ
ハフ・オスマントゥス・ランプ
グリーク・ノクターン

こだわりのプログラムを引っ提げて
とうとうスティーヴン・ハフのリサイタルが実現しました。
N響の定期でデュトワと共演は遠くから眺めていましたが、
今回は前から4列目(!)生ハフを見る、聴く両面から
大いに楽しみました。お洒落にそして颯爽と登場。
これ以上の静寂はあるまいと思うほどピンと張り詰めた
空気の中、シューベルトが始まりました。
ウィーン風?の演奏ではなく本質を抉り出したような表現。
気づいたことはまずダイナミクスの幅が途方もなく大きいこと。
このことは後半のリストでさらに拡大されます。
細身の体の背筋をスッと伸ばして座る姿勢の良さ、
大きな手は指が動いていないように見えるのに
煌めきのある細やかな音が溢れてきます。
手の形を見ているだけでも数えきれない程の弾き方を
駆使してまるで絵具のパレットのように鮮やかに
沢山の音を創り出す、音の魔術師のようにも思えました。
後半。リストが圧巻。リストという作曲家はなにか
つかみどころがない印象でしたが、こういう演奏があって
初めて正当な評価が可能になります。
もちろん耳を澄ましても聴こえないほどの最弱音と
鳴り切った豪快な低音、まったく小技を使わない隙のない
音の並びに唖然とします。一つ言えるとするなら、
過去に聴いたどんなピアノ・リサイタルでもこれ以上の
完成度をもったものはなかったということ。
ヤマハホールにこの日詰めかけた300人への音の贈り物に
アンコールは4曲。しっかり自作も交えてハフの真骨頂を
伝えました。もしかして気難しいとっつきにくい人なのでは?
という懸念もありましたがアンコールを3曲弾いた後に、
これが最後の1曲と身振りで示した様子を見て
なんだか気持ちが緩みました。もしかしたら優しい人かも?と。
ステージを降りて間近で見るハフは、穏やかで温かい雰囲気。
以前に取り寄せたハフの編曲集の楽譜にサインしてもらいました。
演奏を聴けた幸運を感謝する思いを噛み締めました。



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ライヴ・イマジン 32
2015年10月11日(日) 13:30開場  14:00開演
五反田文化センター 音楽ホール

ライヴ・イマジンは、五反田に進出します。
響きの良いホールで、弦楽合奏と管楽&ピアノでのアンサンブル。
芸術の秋一番に色彩豊かな音楽を!
リヒャルト・シュトラウス 「カプリッチョ」 「メタモルフォーゼン」
             「ティル・オイレンシュピーゲルの愉快な悪戯」
プーランク 「ピアノと管楽器の為の六重奏曲」

フルート 大門 一夫  
オーボエ  野原 国弘
クラリネット  佐藤 拓
ホルン  宮澤 久美子
ファゴット 植田 隆彦
ピアノ  吉田 康子 
ヴァイオリン  前田 秀 、青山 千裕
ヴィオラ     畑 修一 、吉水 宏太郎
チェロ   西村 淳、近藤 裕子
コントラバス  飯野 恵秋 

入場無料(要整理券) 未就学児童の入場はご遠慮下さい。
入場整理券をご希望の方は、下記の問合せ先アドレスに
お名前 ご住所 電話番号 年齢 職業 コメントを添えて
「ライヴ・イマジン音楽記を見て整理券希望」とご記入下さい。
折り返し上記の葉書(入場整理券)をお送りします。
お問い合わせ  liveimagine@yahoo.co.jp

yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
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