FC2ブログ
2017 / 03
≪ 2017 / 02 - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - 2017 / 04 ≫

都響の室内楽
都響メンバーによる室内楽
2017.3.25 [土]東京文化会館 小ホール

ヴァイオリン:四方恭子、双紙正哉、吉岡麻貴子、渡邉ゆづき
ヴィオラ:鈴木 学、村田恵子 チェロ:田中雅弘
コントラバス:池松 宏 ギター:鈴木大介

・シューベルト:アルペジオーネ・ソナタ イ短調 D.821
(ヴィオラ&ギター版)
・ナイクルグ:ギターと弦楽四重奏のためのアセキアス
・メンデルスゾーン:弦楽八重奏曲 変ホ長調 op.20

この日の目的はコントラバス入りのオクテット。
しかも池松さんがコントラバスで。まずそのオクテットから。
コントラバスが入ることで重心がぐっと下がりアンサンブルの
安定感がぐっと増します。第2チェロのパートをコントラバスで
弾くことは響きの拡がりと全体をうまく支えられるので、
チェロよりいいのではないか、という池松さんの言葉にある通り、
この曲がよりスケールを増して迫ってきました。
これは何を隠そう、「ライヴ・イマジン39」でやります。
池松さんは涼しい顔で難しいパッセージをグイグイと
弾いていましたが、39で参加予定のコントラバスのSさんは
一番聴いてほしい人でした。帰り道、なんと電車に乗るとき
目の前に本人が!?やはり直前にオクテットがあるのをみつけて
飛んできたとのこと。曲に対する気持ちが一つになる瞬間。
吉兆、いい演奏ができそうです。
鈴木学さんと鈴木大介さん。鈴木コンビのアルペジョーネも
よく知った曲でチェロとピアノでやったこともあり、
こんなフォーマットで聴けるのは貴重でした。
歌心豊かなヴィオラに寄り添うギター。
ただギターはやはりメロディーを振られるとどうしても
楽器の特性上、無理もありそう。
一方、ナイクルグの作品は初めて聴くものでしたが
ギターがカルテットを終始リードし、
中南米の印象を与えるもの。ただ名曲二つの間に
持ってくるものとしては、少々力不足か。
ち密なアンサンブルだけでは救えないものもありそうです。
(特別寄稿・J.N)

スポンサーサイト

ケーゲル
【DG 415 483-2】
モーツァルト ケーゲルシュタット・トリオ K498 
ヴァイオリンとヴィオラのデュオ2曲
ギドン・クレーメル(ヴァイオリン) 
キム・カシュカシャン(ヴィオラ)
ヴァレリー・アファナシエフ

クラリネット版とヴィオラ版があるケーゲルシュタットトリオ。
これはベートーヴェンの「街の歌」と同じフォーマットなので、
当然その編成は「アリ」ながら以外にも録音は少ないです。
「街の歌」ではクラリネットをつかうべし、と思いましたが、
同じ結果になるだろうなと思いきや、意外にヴィオラ版が
いいのです。当然のことながらカシュカシャンの演奏に
よるところが大きいのですが、ベートーヴェンよりも、
自然に響きます。この編成のトリオとなると最低音はピアノが
受け持つことになるため、左手の動きがとても重要です。
アファナシエフはその意味ではしっかりと支えています。
一つ苦言を呈するなら、少し間合いにこだわりすぎて、
音楽の自然の流れを損ねて変な緊張を生んでしまう。
使い方を知らない人に道具を渡してはいけない、
という感じがしました。ここでのアファナシエフの採用は
マイナス点のほうが勝ってしまいました。
これに比べるとヴァイオリンとヴィオラのデュオは
モーツァルトを素直に楽しむことが出来ました。

ヴォロドス
【SONY SK62691】
ピアノ編曲集
アルカーディ・ヴォロドス(ピアノ)

写真で見るヴォロドス、なんともふてぶてしさを感じさせます。
ピアニストというよりは悪ガキ、といってもいいかもしれません。
なにせこの時の写真は20代前半のもの。
現在どのような演奏をしているのでしょう。
ロシアン・ピアノスクールの出身者らしい美しいタッチで
超絶技巧曲をとても音楽的に演奏するのが特徴。
技巧を前に出さないあくまでも音楽が前というスタイルなので、
逆に素人受けはしにくいタイプなのかもしれません。
「編曲集」と名付けられたこの録音では
ホロヴィッツの編曲した「カルメン変奏曲」や、
やはりホロヴィッツによるリストのハンガリアン・ラプソディー
などもやっていていますが、感心したのは、
フェインベルクというロシアンスクールの開祖のような人の
編曲によるチャイコフスキーの「悲愴」の第三楽章です。
まるでストラヴィンスキーの「ペトルーシュカ」よりの3章
のような趣でこれが交響曲だったことすら忘れてしまいます。
同じフェインベルクのバッハのトリオ・ソナタ編曲は
もともとフェインベルクの十八番のバッハを料理したもので、
ロマン的なとても美しい演奏です。
バッハはどのように編曲しても楽しめます。
そして最後の「トルコ行進曲」はユジャ・ワンもこの編曲で
得意満面にやっていますが、なんといっても元祖、
これにはモーツアルトも真っ青かな。
ピアニストを志す子供たちはピアニストになるということは
どういうことなのか、その答えがここにあります。



30集合写真
Live Imagine 37
ライヴ・イマジン祝祭管弦楽団 第3回演奏会
指揮  田崎 瑞博   ピアノ独奏 吉田 康子
2017年5月7日(日) 13:00開場 13:45レクチャー 14:00開演
江東区豊洲シビックセンターホール  全席自由 入場料¥1000
「さよなら モーツァルト君」
ハイドン:交響曲 第98番 変ロ長調 Hob.I:98
モーツァルト:ピアノ協奏曲 第25番 ハ長調 K503
モーツァルト:交響曲 第41番 ハ長調 K551 「ジュピター


2/26(日)は、次回ライヴ・イマジン37公演の初回練習でした。
出演のほぼ全員が揃う日です。
指揮の田崎瑞博先生が参加され、今回のプログラムの
コンセプト「さよなら、モーツァルト君」の執筆者でもある
東賢太郎さんも見学に来て下さいました。
1縮小 2縮小
4縮小 5縮小
これから練習を重ねて5月の本番に向けて全力疾走します。
現在公演案内を作成中。追ってお知らせします。

こちらにも、記事を掲載しています。どうぞご覧下さい。
http://sonarmc.com/wordpress/site43/


yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。