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ライヴ・イマジン39
2018年2月17日(土)13:30開場 14:00開演
江東区深川江戸資料館 小劇場

入場無料(要整理券)  未就学児童の入場はご遠慮下さい

2018年の幕開けは、大曲ばかりを並べた渾身のプログラム。
弾きごたえ、聴きごたえたっぷりのひとときをお楽しみ下さい。

バッハ ピアノ協奏曲 第1番 ニ短調 BWV1052
ショスタコーヴィチ 室内交響曲 ハ短調 Op.110a
メンデルスゾーン 弦楽八重奏曲 変ホ長調 Op.20


ヴァイオリン  前田 秀 玉城 晃子 亀井 葉子 小川 敦生
ヴィオラ    内田 吉彦 吉水 宏太郎
チェロ     西村 淳 金田 千畝 
コントラバス 櫻澤 有紀子
ピアノ    吉田 康子

入場整理券をご希望の方は、下記の問合せ先アドレスに
お名前 ご住所 電話番号 年齢 職業 コメントを添えて
「ライヴ・イマジン音楽記を見て整理券希望」とご記入下さい。
折り返し上記の葉書(入場整理券)をお送りします。
お問い合わせ  liveimagine@yahoo.co.jp

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シューベルト
【Harmonia Mundi 】
シューベルト・弦楽五重奏曲 ハ長調
メロス四重奏団 ヴォルフガンク・ベツチャー(チェロ)

シューベルトの最高傑作のひとつ、弦楽五重奏曲は最晩年、
彼の死の年に作曲されたとされています。交響曲、グレートを
持ち出すまでもなく、晩年の器楽作品はシューマンの言う
「天国的な」長さを特徴にしています。実際弾いてみて
感じるのは、とにかく息の長いフレーズ。これをどうやったら
うまく収めることが出来るのか、ここにポイントがありそうです。
いったいどこまで続くのかわからない大きなフレーズを感じ、
考えていると、ブルックナーやワーグナーの原型が
ここにあるのではないかとすら思わせます。自筆譜は
失われているため、シューベルト独特のアクセントなのか
デクレッシェンドなのかわかりにくいマーキングを
確かめることはできませんが、デクレッシェンドととらえる方が
フレーズは作りやすそうです。何種類もの演奏を
聴いてきましたが、その中でも最高のものは
このメロスカルテットのものです。メロスにはチェロに
ロストロポーヴィッチを迎えた有名な録音もありますが、
ハルモニア・ムンディへの録音はより緊密感が強く、
この大曲を一気に聴かせてくれます。
特別寄稿・jn


ゼルキン
【SONY SM3K 47269】
The legendary concerto recordings 1950-1956
モーツアルト K467 & K503
シューマン、ベートーヴェン、ブラームスのピアノ協奏曲集


ルドルフ・ゼルキン(ピアノ)
ユージン・オーマンディ指揮 フィラデルフィア管弦楽団
ジョージ・セル指揮 クリーヴランド管弦楽団


3枚組のアルバム。録音は一番古い「皇帝」が1950年。
シューマンとブラームスの2番が1956年。1903年生まれの
ゼルキンが40代後半から50代の一番いいときの録音です。
ゼルキンときくと録音の新しいアバドとのものを思って
しまいますが、なんか生ぬるくて全く共感できませんでした。
それがこのアルバムで面目躍如。シェーンベルクや
ブッシュに鍛えられた才能は虚飾を嫌い、真っ向から
それこそ血の通った音楽に終始します。
ここで演奏しているものは名曲ばかりですが、
曲と演奏ががっちり四つに組んで類まれな名演を
繰り広げています。いつもしっかり練習をして修道僧のような
態度は私たち日本人にはアピールする力はあっても、
古い録音はあまり顧みられることもなく大いに誤解だけが
定着してしまうところでした。大部分はオーマンディとのもの
ですが、モーツアルトの25番、セルの棒もピアノに負けず
燃えています。ゼルキンはオーマンディとの組み合わせを
特に好んだようです。じっさいフィラデルフィア管弦楽団の
上手さも特筆すべきものがあります。



ホルン
【DECCA 475 7104】
モーツァルト ホルン協奏曲第1番~第4番
ピアノと管楽器のための五重奏曲 K452
協奏交響曲 変ホ長調 K297b
ホルン五重奏曲 K407

バリー・タックウェル(ホルン)
ジョン・オグドン(ピアノ)
イギリス室内楽団


タックウェルは伝説のホルン奏者デニス・ブレインの薫陶を受け、
長らくロンドン交響楽団の首席を務めた人です。録音も数多く
このCDにはモーツァルトのホルンに関する音楽の大半が
収められています。正直なところいままでこの人をきちんと
聴く機会もなく、ライヴ・イマジン33のプログラムに
ホルン協奏曲を載せたので一度評価してみようとしたのが
きっかけです。一聴して感じるのは現代のヴィルティオーゾ
奏者にくらべるとひと昔前のホルン吹きということでした。
ちょっと早いところはごまかしてしまうし、低音域の鳴りも
いまひとつです。オケに入るとそれが中和されてしまって
溶け込むのかもしれませんが、そのヴェールを剥がれると
少々厳しい感じがあります。ただこんな演奏でも第三番
あたりが大変な名曲であることがよくわかるし、
モーツァルトが技術の衰えたライトゲーブのために作った
第一番で限られた技巧から音楽をどうやって組み立てるか、
よく理解できました。
(特別寄稿J.N)



イサのトレンチチェロ
【BIS BISSA3312】
1.ストラディバリウス
ドビュッシー:チェロ・ソナタ
ブリッジ:チェロ・ソナタ
フォーレ:チェロ・ソナタ第1番ニ短調 Op.109
ヴェーベルン:チェロとピアノのための3つの小品 Op.11
2.トレンチ・チェロ
    サン=サーンス:白鳥
    ヒューバート・パリー:イェルサレム
    アイヴァー・ノヴェロ:『Keep the Home Fires Burning』
     ゴッド・セーブ・ザ・キング

スティーヴン・イッサーリス(チェロ)
コニー・シー(ピアノ)


この録音の目玉は余白に収められた「トレンチ・チェロ」による
4曲ですが、メインはその前に収録されているドビュッシー、
ブリッジ、フォーレ、ヴェーベルンの第1次大戦中に書かれた作品。
必ずしもすべての楽章が暗い音楽とは言えませんが、
イッサーリスの弾くチェロのフレージングとイントネーションの
美しさに聞き惚れます。トレンチ・チェロは弾薬箱を胴にして
実際にベルギー、フランダースにあった塹壕で弾かれていたもの。
ストラドと比べるのは酷ながら、別の楽器と思えば奏者のよさは
きちんと伝わってきます。
イサのトレンチチェロ2

ソナーのブログにそのあたりのことを書きました。
ご覧ください。
https://sonarmc.com/wordpress/site31/2017/12/28/%e6%88%a6%e4%ba%89%e3%81%ae%e8%a8%98%e6%86%b6%e3%80%80%e3%83%88%e3%83%ac%e3%83%b3%e3%83%81%e3%83%bb%e3%83%81%e3%82%a7%e3%83%ad/
(特別寄稿J.N)

明けましておめでとうございます。
2003年に始めたライブ・イマジンは、今年で15年目を迎えます。

昨年を振り返ってみますと、1月の「新春のベートーヴェン」と
題した第36回目のすみだトリフォニー小ホールでの公演は、
弦楽三重奏曲、ピアノと管楽器の為の五重奏曲、七重奏曲という
若きベートーヴェンの意欲作ばかりを並べたプログラムは
新春にふさわしい選曲でした。
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5月には、田崎瑞博先生を再び指揮者にお迎えして、
第3回ライヴイマジン祝祭管弦楽団の公演。
「さよならモーツァルト君」というタイトルで東 賢太郎氏の
レクチャー付きの公演。ファッツィオリのピアノのある
豊洲シビックセンターホールでの ハイドン: 交響曲第98番、
モーツァルト: ピアノ協奏曲第25番、モーツァルト: 交響曲
第41番「ジュピター」という曲目での公演でした。
本番での渾身の演奏は、皆の気持ちを昇華させ、
230名の聴衆を感動で酔わせました。
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そして10月には同じ豊洲の会場での室内楽の演奏。
ハイドンの弦楽四重奏曲とモーツァルト オーボエ四重奏曲と
コール・アングレと弦楽の為のアダージョ、そしてブラームスの
弦楽五重奏曲第2番。
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今年は2月に39回目、7月に40回目、11月に41回目の公演を
予定しています。

自分達の公演だけでなくプロアマ問わず色々な方々の演奏を
聴く機会がありました。その度に自分達の立ち位置や
取り組み姿勢について考えさせられました。
プロに近い実力を持つアマチュアの演奏を聴くと自分達の
技術的な不足を痛感し、トップランクのプロの演奏を聴くと、
音楽の表現力の豊かさに感心するばかり。
もちろん私達も日々の練習を重ね上達を目指すのは
言うまでもありませんが、やはり時間的に制約のある
アマチュアの立場を今一度きちんと認識することが
大事だと思いました。「音楽への想いを伝えたい、お客様と
共に楽しみたい」というモットーを忘れずに、これからも
真摯に取り組んでいきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。





yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。