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2018 / 03
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ロッシーニ
【Tower Record DECCA PROC-1908/9】

ロッシーニ : 「六つの四重ソナタ」
ソナタ第1番~第6番
二重奏曲 ニ長調(チェロとコントラバスのための) 他

サルヴァトーレ・アッカルド(ヴァイオリン)
シルヴィー・カゾー(ヴァイオリン) アラン・ムニエ(チェロ)
フランコ・ペトラッチ(コントラバス) ブルーノ・カニーニ(ピアノ)


ロッシーニはオペラ作曲家として当時は不動の人気を誇って
いましたが、器楽曲も生涯にわたって書き続けたようです。
四重奏ソナタは12歳のころのものですが、修業時代のもの
とはいえ音楽の歓びに満ち満ちています。
昔、このLPレコードを所有していましたが素晴らしい録音と
アッカルドの大変見事なカンタービレで長らく愛聴盤の地位を
保っていました。ソナタはライヴ・イマジンでもいつか
取り上げてみようと思っていたところ、タワーレコードから
CDが再発されました。その昔記憶していた低音の魅力は
若干後退したような気もしますが、アッカルドの見事な腕には
やはり耳が持っていかれます。チェロとコントラバスの二重奏は
珍しい編成ながら大変魅力的なものでこれもいつかどこかで、
と思っている曲の一つ。久しぶりに楽しんだロッシーニ、
音楽の愉悦にあふれたものでした。
こういうものに理屈はいらない、ただ音楽としてだけ
存在していればそれでいい。
(特別寄稿 J.N)



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ギーゼキングの4番
【EMI CDZ 7 62607 2】
ベートーヴェン ピアノ協奏曲第4番 & 第5番 「皇帝」

ワルター・ギーゼキング(ピアノ)
アルチェオ・ガリエラ指揮 フィルハーモニア管弦楽団


ベートーヴェンの第4協奏曲は5つある中で最も好きなものです。
なにしろベートーヴェンの優しさにも浸れるし、やはり堂々たる
威容にただただ圧倒されます。「皇帝」とどちらが上?なんて話は
時々ありますが、私にとってこちらが最高峰です。
これはギーゼキングの演奏です。巨匠の余裕が感じられる
恰幅のいい演奏。この人はライヴではとても燃えるのですが、
スタジオだとどこか取り澄ました感じ。珠を転がすような
見事なタッチはいつものことですが、どうしても魂というものが
抜けていて、ちょっとがっかりします。
使っているカデンツァはおそらくギーゼキング自身のもの
なのでしょう。初めて聴くのでおもわず耳をそばだてました。
作曲家としては、フルートとピアノのためのソナチネが
有名ですがどうしてなかなか面白いものです。
ただこれくらいできなきゃこの曲は演奏できないのかと、
自問しています。




キース
【ECM 2165】
「ジャスミン」
キース・ジャレット(ピアノ) 
チャーリー・ヘイデン(ダブル・ベース)

このブログにジャズ・ピアニストが登場するのは初めてです。
キース・ジャレット。ジャズファンなら知らぬ人のいない
ビッグ・ネームですが、クラシック愛好家には
決して馴染みの名前ではないはず。ウケルかどうかは別にして、
バッハの平均律とかゴルゴベルク、さらにモーツァルトの
コンチェルトまで録音しています。このCDは100%ジャズですが、
一日バタバタしていて、ほっとした夜のしじまに聴くには
最高のものです。そっと疲れた心を癒してくれるような、
クラシックではどうしてもちょっときびしいな、って時に。
キースの紡ぎだすメロディー、もしこれが作曲という行為であれば、
後世のジャズ演奏の模範になるでしょうね。
このデュオアルバムはジャズファンの間では大変有名な作品
らしいですが、昔聴いたビル・エヴァンスのピアノを想い出し、
とにかく美しいジャズピアノとそれに絡むズンズン響くベースとの
会話に久しぶりに痺れました。



yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
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