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2018 / 04
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ヤブロンスキー
【DECCA443 174-2】
チャイコフスキ―&グリーク ピアノ協奏曲
ペーテル・ヤブロンスキ(ピアノ) 
ペーテル・マーク指揮 フィルハーモニア管弦楽団

ヤブロンスキは1971年生まれのスウェーデンのピアニスト、
たびたび来日もしているので名前はよく耳にします。
キャリアの初めはジャズ・ドラマーだったという変わり種です。
しかし10歳のときにはあの「ヴィレッジ・ヴァンガード」にも
出演していたということですから単なる変わり種では
すまされない音楽の素養を感じます。さらにピアノのほうは
このころからすでにリサイタルを開いていたといういわゆる神童。
あのアシュケナージが惚れたピアニスト、大いに期待して
聴き始めましたが、至極まっとうな演奏で真正面から音楽に
向かっていくタイプ。キーシンとかアンスネスあたりのいる
世界の人です。ただこれらの人と比べるのは少々荷が重い
ようで、まだタッチのが少し単調だったり、技巧の面でも
表現にもう一歩が不足しているようです。
すでに40歳を超えてしまいましたが、この録音はまだ22歳の
時のもので、その後の活躍はそれほど華々しいものではなく、
ここで表れているもので止まってしまったのかもしれません。
30年後の神童、といっても30年間維持し続けることはとても
大変です。機会があればリサイタルを聴いてみようかと。


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真夏の夜の夢
【SONY Classical SK62826】
メンデルスゾーン 真夏の夜の夢(抜粋)
交響曲第4番 イ長調 Op.90 「イタリア」
クラウディオ・アバド指揮 ベルリンフィルハーモニカ―

「真夏の夜の夢」大好き人間にとってこのCDは
一目ぼれしたものでした。その存在さえよく知らなかったけれど、
悪かろうはずもなく一目散にレジに突進していました。
さらにゴールドCDというおまけまでついて得をしたような気分。
肝心の演奏は「序曲」が始まった瞬間から一気に最後まで
聴きとおしてしまいました。もちろんベルリンフィルの各奏者の
辣腕ぶりにはいつもながら感心させられますが、
そして気合の入ったアバド。最高です。女声合唱団も美しく、
「夜想曲」のホルンのソロに聞き惚れているうちに
軽やかに「イタリア」がはじまります。メンデルスゾーンの
音符をきちんと音にすることは実は簡単そうでなかなか大変な
作業ですが、ベルリンの奏者たちはこれを当たり前のように
やっているので、細かい動きを伴う表現力が生き生きと輝きます。
1995年、20年前の大晦日、ベルリンでのジルベスタ―・ライヴです。
(特別寄稿J.N)




トムとジェリー
【ワーナー・ホームビデオ】
トムとジェリー 「ワルツの王様」 ほか

私たちの世代には「トムとジェリー」を見たことのない人は
いないはずです。ドタバタ劇ではあっても主役の表情も
豊かで音楽もとても素敵です。
ヤコブ・ギンペルというピアニストが「星空の音楽会」
「ワルツの王様」のピアノを担当しています。
シュトラウスのワルツなど編曲ですが画面とピタッとあっていて
本当に見事なピアノです。両方ともアカデミー賞を
受賞しています。ピアニスト、ヴィルティオーゾのなせる業、
半場ではないなと思って調べてみたら、画面にも名前が
クレジットされており、立派な経歴の持ち主。
ナチス・ドイツからアメリカに逃れ、戦後このハリウッドでの
活躍のあと、ふたたびヨーロッパに戻って活躍したようで、
ケンペ指揮のベルリンフィルとブラームスの協奏曲第1番を
録音しています。ユダヤ人にとってはとても生きにくい時代に、
ハリウッドとベルリン、両立させた人はそう多くはないはずです。


yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
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