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2019 / 09
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ペトロフ
【OLYMIPIA】
ニコライ・ペトロフ アンコール

1.ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番調 Op.ハ長24 から 第4楽章
2.J・S・バッハ:マイラ・ヘス編曲/主よ、人の望みの喜びよ
3.クープラン:キタイロンの鐘
4.シューマン:ロマンス 嬰ホ長調
5.6.シューマン:パガニーニの奇想曲による練習曲 Op.3 から 2曲
7.8.ドビュッシー:前奏曲集第2巻より「月の光が注ぐテラス」、
「妖精たちは艶やかな舞姫」
9.サン=サーンス:レオポルト・ゴドフスキー編曲/
白鳥(「動物の謝肉祭」から)
10.メンデルスゾーン:スケルツォ 幻想曲より
11.ラヴェル:水の戯れ
12.ドビュッシー:前奏曲集第2巻より「花火」
13.ラヴェル:オペラ「子供と魔法」より「5時のフォックストロット」
14.ドビュッシー:前奏曲集第1巻より「西風の見たもの」
15.ラフマニノフ:ヴォカリーズ
16.プレヴィン:「インヴィジブル・ジャズ・ドラマー」より前奏曲
17.シュルホフ:タンゴ
18.シチェドリン:コラージュ・トッカータ
19.ヒナステラ:3つのアルゼンチン舞曲より「粋な娘の踊り」
20.プーランク:無窮動
21.カプースチン:間奏
22.ウェーバー:ピアノ・ソナタ第1番調 Op.ハ長24 から 第4楽章


とりあえず、このCDの曲目をすべて並べてみました。バッハから
カプスーチンまで多種多様、国であれ、時代であれとにかく凡百の
ピアノ弾きではとても考えもつかないようなアンコール曲が並びます。
一つ一つに拍手があるところを見ると、これがライブ。
1966年のチャイコフスキーコンクールで本命視されていたのに
故障でこれを回避。ピンチヒッターのグレゴリー・ソコロフ(16歳)が
優勝したことはあまりに有名ですが、国家の威信をかけたコンクールを
回避してしまった代償はきっと大きかったに違いありません。
1964年のウェーバーのは最後の1971年のでもとりあげており、
前者はチャイコンの2年前、そしてました。凄いプレスト、
そしてダイナミクス。ロシアンスクールの筆頭だけに
その切れ味は抜群です。このほかにも凄いピアニストが
いくらでも輩出しているロシア。音楽の在り方、生活と音楽との
かかわり方が私達とはきっと違うのでしょう。
どれもがすごいのですが、中でもサン=サーンスの
ゴドフスキ―による「白鳥」をこれほど美しく
、そして音楽的なものを引き出した演奏は他には知りませんでした。
ヴィルティオーゾの世界は縁のないものだけど、
それを楽しむ側にいるのも音楽の一興でしょう。



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集合写真30ミリ
ライヴ・イマジン43 ショスタコーヴィチ作品集

2019年9月14日(土) 13:30開場 14:00開演
すみだトリフォニー・小ホール

弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.49
映画音楽「馬あぶ」組曲 Op.97 より
2台のヴァイオリンとピアノの為の5つの小品
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57

前田 秀、青山 千裕(ヴァイオリン)
廣木 知之(ヴィオラ) 西村 淳(チェロ)
北村 隆男(コントラバス)吉田 康子(ピアノ)


9月に入り秋の気配が漂う中、台風や豪雨の不安定な天候が
続きました。本番当日も驟雨の朝でしたが、午後になり
ようやく回復して明るい空に。

今回のライヴ・イマジン43は、ショスタコーヴィチ作品集を
企画しました。20世紀最大の作曲家の一人として
厳しい時代を生き抜き、古典的な形式の作品で
高い評価を受けています。

シリアスで難しい印象のある作曲家だけに、
当初は「お客様が来て下さるのだろうか?」と心配しましたが、
そんな事は杞憂に過ぎませんでした。
公演案内を掲載した途端に沢山の応募があり、その後も
途切れることなく公演日まで続きました。
「ショスタコーヴィチ大好き」「室内楽作品を楽しみにしている」
「珍しいプログラムが魅力」など応募の皆さんからのコメントが
添えてあって、嬉しい誤算と共に緊張感が高まりました。

会場は、すみだトリフォニー小ホール。会場設備、音響、運営、
スタッフ、アクセスなど、どれをとっても配慮の行き届いた
良いホールです。いつもお願いしている録音、写真撮影、
受付の方々も朝から会場入りして滞りなくそれぞれの準備を
進めます。強力なスタッフに支えて頂き、安心して演奏に
集中出来るのは、とても有難いことで感謝の気持ちで一杯です。

リハーサル編に続きます。



朝9時に会場入り。早速にリハーサルを演奏曲順に行います。
写真の上でクリックして下さい。大きな画像をご覧いただけます

弦楽四重奏曲。
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「馬あぶ」組曲。
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「2台のヴァイオリンとピアノの為の5つの小品」
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ピアノ五重奏曲 
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本番編に続きます。














開場1時間前には行列が出来始め、予定より早めに入場して
頂きました。受付を済ませるとダッシュで階段を駆け下りて
ホール内に向かう光景はライヴ・イマジンならではでしょうか。
毎回最前列のお客様は顔見知りの方々ばかりです。
写真の上でクリックして下さい。大きな画像をご覧いただけます。
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最初に恒例の幹事ご挨拶。毎回原稿を吟味して
お客様にわかりやすく公演の趣旨を伝えられるように
リハーサルを重ねています。
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第1曲目は弦楽四重奏曲第1番
第5交響曲の後に作曲者自身が書き始めた作品です。
「春と名付けたい」と言っていた通りの明るく伸びやかで
叙情的な曲。何名かのお客様から「第○番を聴いたけど、
他の弦楽四重奏が聴きたい」とコメントを戴き
大きなプレッシャーをヒシヒシと。
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第2曲目は映画音楽「馬あぶ」Op.97からの組曲
19世紀イタリアの独立を扱った映画で、「馬あぶ」は針のように
刺すという伝説を持つ独立指導者のニックネームです。
美しい旋律、わかりやすい和声を用いての音楽は
映像が無くてもとても魅力的です。元はオーケストラ用ですが
弦楽五重奏にピアノを加えた室内楽版で。
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休憩後の第3曲目は、「2台ヴァイオリンとピアノの為の5つの小品」
これも映画音楽の延長線上のもので、劇音楽などの中から
編曲した親しみやすい人気曲です。プレリュード、ガヴォット、
エレジー、ワルツ、ポルカ、とそれぞれが短いながらも
エッセンスが詰まった楽しい作品。
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最後を飾るのは、ピアノ五重奏曲
それまでの穏やかな曲から一変しての厳しい曲。
1927年の第1回ショパンコンクールにもソ連代表として
出場したピアノの腕前を持つ作曲者の渾身の名曲で
1941年のスターリン賞を受賞しています。各楽器が隙の無い構成で
推進力を持ち5つの楽章を聴かせます。目まぐるしく変わる拍子や
広い音域に渡る和声など演奏には難所があちこちにありますが、
弾く程に真価を実感出来る素晴らしい作品です。
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そしてアンコールは「セカンドワルツ」
ジャズ組曲の第2番で映画にも使われた有名曲。
哀愁を帯びたメロディが印象的です。実は本番一ヶ月ほど前に
常連のお客様から「アンコールに是非とも演奏して頂きたい。
願いが叶ったら一生ファンになります」という熱いメッセージを戴き、
急遽楽譜を海外発注しました。またこの曲の為だけに
クラリネット奏者に出演をお願いして、ようやく実現の
運びとなりました。
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今回の公演全体を振り返ってみれば、
結果的に緩急のバランスがとれた絶妙なプログラミングとなりました。
また想定外のショスタコーヴィチ人気で約180名のお客様に
ご来場頂けました。これはライヴ・イマジン史16年の中でも
上位に入る盛会です。当日のアンケートも約半数の100名近い
方々がご記入下さり、ご意見ご感想などを伺う事が出来て
大きな励みとなりました。皆様どうもありがとうございました。

次回は、場所を上野の旧奏楽堂に移しての公演。
管弦打楽器ピアノに加えてオルガンや歌もあるバラエティ豊かな
プログラムをお楽しみ頂きます。

次回予告



公演日が近づいてきましたので、改めてお知らせします。
また、ショスタコーヴィチ関連の記事をこの公演案内の後に
掲載しています。こちらも併せてご覧下さい。


入場整理券をご希望の方は,
このブログのコメント欄ではなくて
liveimagine@yahoo.co.jp のアドレス宛に

お名前 ご住所 電話番号 年齢 職業 と
ひとことを添えてご連絡下さい。
件名には「ライヴ・イマジン音楽記を見て整理券希望」にして下さい。
折り返し下記の葉書(入場整理券)をお送りします。

お問い合わせ:liveimagine@yahoo.co.jp 

40葉書原稿

2019年9月14日(土) 13:30開場 14:00開演
すみだトリフォニー・小ホール
入場無料(要整理券)未就学児童の入場はご遠慮下さい。

ショスタコーヴィチ作品集
50ブログ用のタコ写真
弦楽四重奏曲第1番 ハ長調 Op.49
映画音楽「馬あぶ」組曲 Op.97 より
2台のヴァイオリンとピアノの為の5つの小品
ピアノ五重奏曲 ト短調 Op.57


前田 秀、青山 千裕(ヴァイオリン)
廣木 知之(ヴィオラ) 西村 淳(チェロ)
北村 隆男(コントラバス)吉田 康子(ピアノ)


激動の時代を生き抜いた作曲家の多面性を音楽でお届けします。
作曲者自身の印象的なメガネとよく使われる赤と黒を
敢えて外したデザインのご案内状にしました。





ボロディンQ
【Melodiya 0743214071120】
ショスタコーヴィチ 弦楽四重奏曲全集+ピアノ五重奏曲
ボロディン四重奏団 スヴャトスラフ・リヒテル(ピアノ)

ライヴ・イマジン43のプログラムの最初を飾るのが
弦楽四重奏曲第1番です。自らが「春の曲」と呼んだだけあって
瑞々しい感性と北国の春の歓びを素直に、
ストレートに表現しています。ただ第1番といってもすでに
第5交響曲を発表した後のことであり、作曲技巧に稚拙なものが
あるわけもなく大変な傑作に仕上がっています。
ボロディン四重奏団の演奏は万人が認めるものながら、
ショスタコーヴィチと縁の深かったベートーヴェン四重奏団ほど
思い入れが強くない分、よく言えば一般的、悪く言うなら
踏み込みが甘いのかもしれません。
それにしてもファースト・ヴァイオリン、コペルマンの
滴るような美音には魅せられます。
初代ドゥビンスキーも良かったのですが、コペルマンは特別です。
おまけに入っているリヒテルとの五重奏曲のライヴは
テンポが遅すぎで好きではありません。
こちらも世評の高いものですが、
どうにもついていけないものがあります。

(特別寄稿・J.N)

yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。