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2019 / 12
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コチシュ
【PHILIPS 438 302-2】
ショパン ワルツ集
ゾルタン・コチシュ(ピアノ)

その昔、どれくらい昔なのかはあえて書きませんが、
シフ、コチシュ、そしてラーンキこの3人が
ハンガリーの若手3羽ガラスと呼ばれたことがありました。
音大生のアイドル、一番人気のラーンキが落馬して
しまいましたが、シフは巨匠の域に達し、コチシュは
いまやピアノというよりは指揮に重点を置いていると
きいています。そのコチシュが弾いたショパンのワルツ集。
タッチがとにかく美しい。このピアノという楽器を美しく
響かせる、鳴りきらせる技術としては抜群のものを
持っているのを感じます。ショパンのワルツは技巧で
押し切るようなものではないし、音楽の心そのものなので
凡百のピアニストにとってはやっかいです。
音楽の神様、ミューズが舞い降りたような演奏を聴かせている
リパッティの録音がのこされていたこともあって
どうしてもほかのピアニストは分が悪い。ただコチシュが
録音に選んだのは他ならぬワルツ集だったのがこの人の
非凡さを垣間見る感じがします。ところどころはっとするような
ルバートや弱音と見せるところは見せるぜというような
ヴィルティオーゾの技巧を武器にして、全19曲を弾き切ります。
あまりゆっくりゆったりしたテンポの設定が苦手な私としては、
早めのテンポで颯爽と弾いたこのような演奏は大好きです。

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yatchan2003

Author:yatchan2003
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