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2019 / 09
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むすむす
【DECCA 433 055-2】
ショスタコヴィッチ 24の前奏曲集 Op.34
アルカン 25の前奏曲集 Op.31
オッリ・ムストネン(ピアノ)

掛け値なしの見事な演奏です。ムストネンは今年47歳。
演奏家として円熟の時を迎えているはずです。
一方このCDの録音は若干まだ24歳のときのものです。
正直なところ私はこの録音を聴くまでショスタコヴィッチの前奏曲集を
知らなかったのですが、それほど難しい技巧は必要のない
ショスタコらしいメロディーとハーモニーが散りばめられた曲集です。
決して複雑ではないし、感性に優れた奏者であれば結構
向いているかもしれないとも思えます。ただ、これは
ムストネンだからこそ、という見方の方が正しいのでしょう。
実際、よくこの譜面からこの響きを取り出すことが出来るものだ、
と感心しきり。ムストネンは大変個性の強いピアニストなので
ベートーヴェンとかショパンになると少し好みが分かれそうですが、
クリスタルな響きと相まってその個性はショスタコとの相性は
抜群でした。もう一曲、19世紀のヴィルティオーゾピアニストの一人、
フランスのアルカンについても恐ろしいピアノ曲をたくさん書いた人、
くらいの印象がなかったのですが、ムストネンの手にかかると、
これまた一級品のピアノ曲に聴こえるので不思議なものです。
こういうのを錬金術と言うのだと改めて実感しました。



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yatchan2003

Author:yatchan2003
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