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フォーレのスコア
【Musikproduktion Hoeflich】
スタディ・スコア 114

フォーレ ピアノ五重奏曲第1番 ニ短調 Op.89
練習の時には、ほとんどの人がスコアを持参します。
どれだけ役に立っているかは本人次第ですが、
まずこれがないと弦楽器奏者はつとまりません。
なぜなら自分の弾く分しか楽譜(パート譜)にはないので、
スコア(総譜)を見ないと、他の人が何をやっているのか
さっぱりわからないのです。
素朴な疑問は、ピアノの入った室内楽の場合、
ピアノ譜の上にはほかのパートが小さめではあってもちゃんと
印刷されているのです。どうしてこういう慣習ができたのか
教えてほしいくらいですが、とにかくスコアは演奏するには
絶対条件になります。オイレンブルク(イギリス)なんていう
スコア専門会社も存在するくらいですから。
この曲の出版はアメリカのG.Schirmer(!)から1907年、
初演の翌年に出版されています。演奏譜もながらく手に入りにくかった
ものですが、最近のスコアはなぜかドイツのHoeflichです。
それは出版されているようですが、なかなか入手しにくいもの
とのことで、店頭でみつけたらどうかお見逃しなく。
(特別寄稿 J.N)

■管理人より文中の言葉について少し補足します。
一般的には、「スコア」というと何かの「点数」みたいな
意味合いで使われると思いますが、音楽の場合の「スコア」は
演奏する全部の楽器の楽譜が書いてあるもので
「総譜」と呼ばれるものです。

オーケストラの曲だと指揮者の楽譜に全員分の楽譜が
書いてあり、指揮者はそれを見ながら各奏者の動きを把握して
全体をまとめていくことになります。

上記の文章にもありますように、ピアノの入った室内楽では、
ピアノの楽譜に全員分の楽譜が書いてあります。
これは、ピアノが指揮者と同様の役割を担う為だと思います。

フォーレのこの曲の冒頭部分は以下の通りです。
上の段から第1ヴァイオリン、第2ヴァイオリン
ヴィオラ、チェロ、そして沢山の音符が書いてあるのが
ピアノです。このページの上段は全員の1小節目、
下段は全員の2小節目です。この曲はピアノで始まり、
2小節目で第2ヴァイオリンが旋律を弾きます。
フォーレP5冒頭のピアノ譜

そして、「パート譜」というのは、
それぞれの楽器の担当部分だけが書かれている楽譜です。
以下は、それぞれの楽器ののパート譜です。

上段左が第1ヴァイオリン、その右隣が第2ヴァイオリン
下段左がヴィオラ、その右隣がチェロです。
フォーレP5冒頭のVn譜セカンド
ヴィオラパートチェロパート

ご参考までに。



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yatchan2003

Author:yatchan2003
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