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2018 / 10
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都響
11月19日(土)19:00開演 サントリーホール 
第817回 定期演奏会Bシリーズ
指揮/大野和士   ヴァイオリン/庄司紗矢香

 
フォーレ:組曲《ペレアスとメリザンド》 op.80
デュティユー:ヴァイオリン協奏曲《夢の樹》(1983-85)
シェーンベルク:交響詩《ペレアスとメリザンド》op.5


まずプログラム構成に激しく惹かれました。
ふたつの「ペレアス」のあんこがデュティユーともなれば
美味しくないわけがない。やはり大野さんだからこそできた、
できるプログラムだなと。
クリスマス・イルミネーションが美しいアークヒルズ。
チケットは完売なそうな。席についてみると意外にあちこちに空席が。
定期会員がむしろ拒否反応を示したプログラムだったのかもしれません。
フォーレはともかくとして、デュティユーとシェーンベルクを
「録音」を通して最後まで聴く人が一体どれほどいるのだろうか・・
などと思いながら軽めのタッチで描かれたフォーレから。
どうもこのオーケストラはヴァイオリン群があまり届いてこない。
矢部さんがコンマスでなかったということもあるかもしれないけれど
彼はコンマスの隣で弾いていたわけだし。
デュティユーは勿論初めての体験。庄司さん、しっかり弾いているし、
楽器の音は突き抜けてとてもよく響いていました。
ただソリストに必要なのは協奏曲である以上グイグイと
自分のほうに引きずりこむものがないと、音楽の魅力が
なかなか届かないのも事実。シェーンベルクについては、
本当に後期ロマン派の最後に行きついたところで、
もうここにはいられない、という彼の想いを感じることができました。
ただ生でなければこの曲を通して聴くことはつらい。
長いだけでなくそれほど魅力的な旋律や、和音が出てこない
ということもその一因か。大野さんの指揮は
この曲が重くならないように、一気に聴かせるもので
演奏水準としては管楽器の奮闘もありなかなか高いレベルに。
ただ、感心はあっても感動はしなかった・・
いろいろと考えさせられる一夜でした。
(特別寄稿・J.N)
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yatchan2003

Author:yatchan2003
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