2016/12/20 15:14:55

【Leipzig C.F.Peters】
メンデルスゾーン 八重奏曲 Op.20
作曲者による4手編曲版
メンデルスゾーンの八重奏曲をアカデミー室内アンサンブルの
演奏で聴きました。素晴らしいメンデルスゾーン、おみごと!
これが16歳の時の作品と知って二度びっくり!
「真夏の夜の夢」序曲がまだ二十歳前なのは知っていましたが、
これより以前にこんな素晴らしいものを作っていたなんて。
一気にこの曲のファンになってしまいましたが、
なにしろ弦楽のための曲。
ピアノ弾きには所詮縁のないモノと寂しい思いをしていました。
ところがそんな折、発表会用のピアノ連弾作品を探しているときに、
なんと作曲者自身が4手用に編曲したものがありました。
ペータースの譜面も入手、さっそくこれを公開でやろうと相方に
連絡しました。ピアノという単色の楽器がどれほどこの曲を
伝えられるか心配ですが、ロマン派の作曲家たちは交響曲を
はじめとして自身の大きな作品をピアノ連弾に編曲しています。
ブラームスしかり、シューマンしかりですが
当時のピアノブームを思い起こされます。
プレスト、息を吞むような音楽のうねりに熱くなりました。
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