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2018 / 10
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フォルデス
【EMI Classics 0777 7 64564 2 3】
シューベルト ピアノソナタ D959 &960
アンドール・フォルデス(ピアノ)

フォルデス(1913-1992)はハンガリー生まれのピアニスト。
日本ではバルトークのスペシャリストとして少しだけ
知られている存在ですが、ドイツ・グラモフォンに録音した
レパートリーはベートーヴェンの協奏曲やソナタが中心で、
必ずしもハンガリー音楽ばかりではありません。
ギーゼキングの後をついで、ザール音楽院の教授を
務めたほどの人ですし、演奏スタイルもギーゼキングと
似たところがあり、即興的な感興を湛えるギーゼキング
に対して、フォルデスは堅実であまりタメとかルバートを
多用したものではありません。そのせいか地味な印象
となってしまい損をしています。
著作もあり、「ピアノへの道」(音楽之友社)は
昭和31年に出版されてから、昭和53年には14刷と
なっているところをみると昔の音楽ファンには
なじみの存在だったのかもしれません。
このCDのシューベルトの大曲2つはじつに
すっきりとした仕上がりとなっていて、じっくりと
仕上げていくピアニストが多い中、むしろとても現代的な
演奏になっています。音楽にキレがあるためもたれず、
逆にこれらの大曲はこうやって弾かれたほうがよほど
本質に近いし、ウィーン風の感興からシューベルトが
生粋のウィーンっ子だったことを思い起こさせてくれました。


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yatchan2003

Author:yatchan2003
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