FC2ブログ
2018 / 12
≪ 2018 / 11 - - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - - - 2019 / 01 ≫

まっちゃん
【RCA 82876788612】
ストラヴィンスキー 「ペトルーシュカ」より3章
チャイコフスキー 「四季」
デニス・マツーエフ

マツーエフ、1998年のチャイコフスキーコンクールの覇者
とのことですから、すでに19年もたってしまいました。
圧倒的な技巧の持ち主という評判と、ゲルキエフのお気に入り
ということあって、この「ペトルーシュカ」には期待に
胸が膨らみました。まずもっているタッチの重厚さは、
キーシンをしのいでいます。大変難しいペトルーシュカでも
一音たりとも、キンキン、きゃんきゃんはありません。
「ペトルーシュカ」や「春の祭典」のような曲はアゴーギクや
ルバートといった音楽表現上の武器は使えません。
それだけに強弱の対比、タッチの変化、そしてどの旋律を
前に持ってくるかなど構造的な把握が重要になります。
そして何よりも、この曲をきちんと弾けるということが
重要になります。ポリーニでさえ十分ではないと指摘が
あったほどです。その意味でマツーエフのアプローチには
何一つ不足はありません。ものすごい迫力に
ただひれ伏すのみ、みたいな演奏です。
一転チャイコフスキーの小品はひとつひとつを慈しんで
弾いているのはわかるのですが、解禁されたアゴーギクや
ルバート、されに繊細な音色の変化を求めると、
物足りなさがでてしまいます。音楽表現のむずかしさ、
これほどの演奏をしていてケチをつけられるのですから
ピアニストは本当に楽じゃありません。
スポンサーサイト

この記事へコメントする















yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。