FC2ブログ
2018 / 12
≪ 2018 / 11 - - - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 - - - - - 2019 / 01 ≫

ブフビンダー
【SONY 88883745212】
ベートーヴェン ピアノ協奏曲全集
ルドルフ・ブフビンダ―(ピアノ&指揮)
ウィーン・フィルハーモニカー

ベートーヴェンが行った初演では指揮者なしで弾き振りだった
と伝えられています。このスタイルで録音を遺しているのは
ベルリン・フィルとバレンボイムくらいではないでしょうか?
そのなかにブフビンダ―が名乗りを上げ、しかもオケが
ウィーン・フィルというなんとも食指をそそられる録音が
リリースされました。ライヴ録音です。さっそく「皇帝」。
最初のカデンツァのピアノの音色の美しさに
まず引き込まれます。どこにもデータはありませんが、
おそらくベーゼンドルファーのインペリアル。
ただブフビンダ―のピアノはアーティキュレーションとか、
強弱の指定をきちんと守っていません。
本場のピアノ弾きであれば許されるということは決してないはず。
これは日本人の日本語が必ずしも正しくないのと同じことかな。
となると本業がこんな状態ですから、オケのほうも勝手気まま。
ウィーン・フィルらしいとても美しい瞬間もあるのですがそれだけ。
前後のつながりが希薄なので散漫な印象になってしまいます。
古い録音ですがギーゼキングとカラヤンの演奏ではここにないもの、
そして本来「あるべきもの」がきっちりと整理されて、
心地よい緊張感で迫ります。せっかくのウィーン・フィルという
かけがえのないオケなのに、この結果には肩すかしを食って
しまいました。一流の演奏家は作曲者の意図を正しく伝える使命を
負っています。その意味ではがっかりしてしまいました。



スポンサーサイト

【皇帝】
ちょっと面白そうだなと思いました。
皇帝と言えば、私が思い浮かぶ演奏は、ルビンシュテイン&バレンボイム。晩年でちょっとトリルが撚れていたりしますが、ブリリアントでゴージャスな音色で堂々とした音楽。バレンボイムのオケも生きが良い。それと、グールド&ストコフスキーも、これは意外でしたが、とても良いです。どちらもベートーヴェン時代の演奏スタイルからはかけ離れていますが、聴いているとあまり気にならなかったですね。
【弾き振り】
最近では「皇帝」も弾き振り対象曲となっているのか、アシュケナージとクリーヴランド、バレンボイムとベルリン・フィル、アンスネスとマーラー・チェンバーなども思い浮かびます。これらのピアニストに比べるとさすがにブフビンダーの分が悪そうですね。
この記事へコメントする















yatchan2003

Author:yatchan2003
2003年から活動開始。
音楽への想いを伝えたい!
お客さまと共に楽しみたい♪
をモットーに進化中。