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ヨッフェ
【Pro Arte PAMP1036】
ショパン・スケルツォ全曲
シューマン・ピアノソナタ第1番 嬰ヘ短調
ディーナ・ヨッフェ(ピアノ)

1970年のショパンコンクール、第一位をとったのは
クリスチャン・ツィメルマンでした。コンクールではよくある話がここでも
囁かれます。真の一位はヨッフェだったと。実際にはテレビ?の
ヨッフェの笑顔がとても印象に残っており、そして大変美しい演奏に
感動したものでした。それ以降、ヨッフェという名前は常に心の中に
あったものの、実際の録音などに接する機会は稀で、
なかなか「次」を見いだせずにいました。ところが来日を何度か重ね、
とうとう録音までしてしまったのがこのCDです。録音場所は昭和音大。
何十年ぶりかのヨッフェ、ジャケット写真は歳相応に
恰幅が良くなっています。お得意と思われるショパン。
難しいスケルツォですが技術的には余裕しゃくしゃく。
ああ、このひともロシアンピアニズムの洗礼を受けているのが
すぐにわかります。少なめにペダルを駆使し、完璧に弾かれ
一言で表すなら「模範演奏」。誰もこの演奏にケチを
付けられないでしょう。さてここからです。
ではこの演奏に不足しているものは何でしょう?あれほど心に
寄り添ったカティアの演奏と比べ何が欠けているのでしょう?
曲への心からの共鳴なのかもしれません。
笑顔の向こうにあったのはきっとそれだったし、だからこそ
その時には感動したにちがいないのに。そんなことを考えていました。



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yatchan2003

Author:yatchan2003
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